【玉ねぎ】. 自家製玉ねぎ苗の育て方. 苗の育ちを待っていたら霜柱が立つ頃になった

2021年12月3日金曜日

玉ネギ 種まき

 玉ねぎを遅れて植え付けした。遅れた理由はネギ苗が成長して太くなるのを待っていたからです。ちょいと待ち過ぎたみたい,,寒くなって霜柱が立ちました。


11月29日から朝の見回りの時に植え付けしようと思い、日曜日の11月28日に畝作りをして準備しておきました。


霜柱, 11月29日

霜柱が立ちました。 今朝は今シーズン初めての霜が降りて、野菜の葉っぱは真っ白です。

地面には写真の様な霜柱が今年初めて立ちました。足で踏むと、”ザクザク”と音がします。



霜で葉っぱが白くなった、のらぼう菜。


黒色マルチを張る, 11月28日

玉ねぎを植え付ける畝を作ります。

植え付け予定地は、夏にトウモロコシを作った畝です。米ぬかを撒いて数回耕してありますので残渣は腐植して土に返っています。

今回、米ぬかボカシ肥糧と鶏糞、苦土石灰を撒きました。この後に、ロータリーを掛けて耕して、平に均してから黒マルチを張ります。


畝の中央に畝紐を張り、畝の長手方向のマーカーを引きます。この紐にマルチの5列穴の中央の穴が来るようにマルチの位置を合わせて張っていきます。多少の風が吹いてもこの紐があるのでマルチはパタパタ煽られません。

マルチの両端に鋤簾で土を乗せていきます。



風が吹いた時にマルチ中央部が膨らまないように、2m位マルチを張ったらマルチの上に鋤簾で土を少し載せて進んで行きます。
黒マルチをピンと張るには、マルチの端の下の土を鋤簾で少し削ってから長靴でマルチ端を押さえて土を乗せていきます。


玉ねぎ畝にマルチを張り終わりました。3年繰り返したらマルチを真っすぐにピッタリと張れるようになりました。
マルチ張の機械を持っていないので、この作業は毎年繰り返されるでしょう。


自家製苗

11月28日、今朝は寒いです。マイナス1℃でした。
今シーズン初めて霜が降りましたが、玉ねぎの苗を植え付けを行います。

玉ねぎ苗作り

玉ねぎの苗作りは毎年挑戦していますが、初めて今年は自家製の苗を植え付けることが出来ます。
9月19日に288穴トレイに種まきをして発芽後は、水やりを2日に一度位で行い、液肥を入れた水を10日おき位でジョウロで掛けておきました。

ネギ苗 追肥

苗はトレイへの水やりだけではなかなか太く、大きくなりませんでした。ネギ用の種蒔き培土は価格が高いので使っていなません、そのような専用培土を使えば追肥は不要なのかもしれません。
液肥をジョウロで掛けた数日後には成長していることがはっきりと分かりました。
肥糧は一度にたくさん与えないこと、葉野菜の様なつもりで肥料を与えると枯れてしまいます。この事は昨年体験済みでした。液肥も追肥も量は少なめに薄く施肥を行い、回数を増やす方が効果的でした。

ネギ苗の植え付け時期

ネギ苗の植え付けは本来11月のお彼岸前までに植え付けておくと、活着後に今日の様な寒い気温に立ち向かえるので苗のためには良い植え付け時期なのかもしれません。


葉っぱの先端カットに付いて

ネギの葉が長くなったら先端をカットすると太い苗が出来るらしいのですが、4週ほど前にカットしてみたら新しい葉を出すために栄養が使われてなかなか太くならなかった様でした。新しい葉が伸びることに因り結果的に太くなっていくと理解すればよいのかもしれませんが、カットしなかった苗と比較してみても、カットした方が細身の苗でした。

葉が伸びすぎて、苗の取り回しに不自由の様なら先端を20%位を最大量にしてをカットするのが良いと思いました。来年は葉のカットは行わずに育てようと思います。

今年はお彼岸頃の頃はまだ細かったので植え付けを先送りしてみました。やっと、割りばし位の太さになってくれたので植え付け計画を立てましたが、植え付け予定日にあいにく霜が降りてしまいました。
畝の表面は凍って少し硬くなっていましたが、植え付け棒を差し込んで植穴を開けてしまえば内部はロータリで耕した時のままフカフカに柔らかくなっていました。


自家製苗の植え付け, 11月29日

朝の見回り時間内では1mほどに数十本しか植え付けが出来ませんでした。
植え付け用の機械は持っていないので、マルチの穴に苗を一本づつ植える作業は手作業です。 植え付け方法はこの投稿の下方の”植え付け完了”に示します。


霜が降りている黒マルチに植え付けた玉ねぎ苗(極早生タイプ)


植え付け完了、 12月3日

苗は288穴セルトレイで作りました。 ネギの種は黒くて薄いので穴に複数個入ってしまうことが有ります。発芽後間引いて一本仕立てにしておくと植え付けの時に作業が楽です。


玉ねぎ苗 

割りばしの先位の太さになりました。
植え付け前にはトレイに水を撒いておきます。乾いた培土のまま苗をセルから引き抜こうとすると茎から切れてしまいます。


植え付け方法

セルの穴のサイズより少し太目の植え付け棒を用意して、マルチの穴に植え付け棒を差し込みます。
差し込んだ状態にしてから、苗を一本トレイから引き抜いて準備します。 苗は、予めトレイに水を撒いてあるので茎を持って引っ張ると簡単に抜き取れます。


苗を引き抜けたら、植え付け棒を引き抜いて穴を開けて、穴にセル苗を土ごと落とし込んで軽く上から押さえつけて畝の土と密着させます。
苗はひげ根が出て、セルの土にしっかり絡んでいます。土の湿り具合も良好で、無事に成長してくれるでしょう。


植え付けた苗です。
セル苗の土が見えなくなる程度に畝の外から上に撒いて押さえておくとしっかりと自立します。マルチにも土が掛かり北風の煽り対策にもなります。

朝の見回り時間に植え付けを開始してから、週の半ばに雨天で植え付けのできない日もあり捗りません、
今日は仕事を休んで植え付けを終了させることが出来ました。雨が降ったお陰で畝の土は充分な水分があるので苗の活着も良いと思います。
3年目で初めて100%自家種苗を使い玉ネギの植え付けが完了しました。



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