【トマト】. 割れトマトは雨よけで割れ防止。トマトをカラスの襲撃から守る対策はこれ

2022年6月28日火曜日

トマト 収穫

雨除け屋根も付け割れを防ぎ, 昨年よりトマトの作付け数を増やします。雨の後でも割れずに熟したトマトを収穫できるようにします。 


昨年の結果を踏まえて改善点を実施したつもりですが、さらに改善を要する項目も出てきました。 それでも今年はトマトを上手く育てられそうです。


雨除けトンネル

昨年のトマト栽培の経験として、

1)ミニトマトは雨に濡れるとすぐに皮が割れてしまうという事。

2)赤色よりも皮の柔らかい黄色のトマトはその割れの傾向が強いという事でした。

割れの原因としては、雨に当たると地中に浸みこんで根っこから吸いあげられてた水分はトマトの果肉に到着してその果肉は一機に膨らもうとすることに起因します。トマトの内部の果肉は大きくなろうとするのに対してトマト表面を覆っている表皮の成長は急には成長できないため、果肉の肥大に因る内部からのパワーに負けて表皮が切れて割れてしまうことになります。

割れてしまう原因が分かったので今年は雨に遣られる前、まだ色づき始める前にトマトの畝にビニールトンネルを掛けることにしました。


トンネルと言っても通常の葉物野菜にかけるトンネルアーチと違い、トマト用のトンネルは高さが2m弱位になります。 

トマトトンネルに使うアーチは、19φの鋼管パイプ製で先端がちょうど良い感じにカーブしていて2本を天井の中央部で雄パイプと雌パイプを合体すると天井の水平の部分で50㎝位の幅、地際の広がりは110㎝位の台形の形になります。

合体部に天井の梁用のパイプを留め金で留めていくとしっかりの剛性の高いトンネルが組み上げられました。
トマト用トンネルの骨組みは一人でも簡単に出来上がりました。


葉物野菜のトンネルのポリシートを屋根を張る

トンネルの屋根には幅1.8mの透明ポリシートを張ります。

ポリシートの側面の両端が風で捲れないようにトンネルパイプの肩より下の部分に水平に鋼管パイプを通して固定します。この水平パイプにポリシートの下端をパッカーで固定することにしました。


下の写真は、天井の梁のパイプをアーチパイプに固定しポリシートをパッカーで固定した状態です。 ポリシートの側面端はまだ固定されていない状態です。



雨水が垂れる

ポリシートは1.8mの幅の為、屋根の側面下端の垂れ下がり部(水平のパイプにパッカーで固定した部分)の長さはあまり長く確保できないのでポリシート屋根の幅はあまり広く確保できませんでした。
しかしトマトの畝幅よりも辛うじて広く確保できたので雨水は地面に落ちてマルチの上には落ちないように配慮しました。

後日、雨が降った際に屋根から落ちた雨水の一部はマルチの上に落ちてトマトの株元に雨水が入ってしまう場所がある事が後から判明しました。 
このように雨水が流入した場所は畝の一部のみでしたので今年はこのまま採用することにします。
ポリシートの幅を1.8mではなく、2.1m幅の物を使えれば改善できますが、残念ながら手持ちがないので1.8m幅のままとします。


下の写真は、ポリシートの下端部を水平の鋼管パイプにパッカーで固定した状態です。
畝の両端は解放状態で、風が通過できるようにして風圧に強い構造にすることが出来ました。




収穫前日に襲われた。カラスと対決、対策はこれだ


雨水除けのトンネルの効果で”今年は綺麗なトマトが採れるぞ”と喜んでおりました。その日の朝収穫に出向いてみるとなんということでしょう。
そうです、収穫はカラスに先を越されてしまったのでした。


カラスに襲われたトマトの状況

赤や黄色に熟してきたので初収穫を楽しみにして、早朝の見回り時に収穫に行くと昨日確認した赤や黄色のトマトの数が随分減ってなくなっていました。不思議に思って近づいてみると畝の周りに赤や黄色に熟したトマトが散らばって落ちているのが確認できました。その数は1つや2つではありません、数十個のトマトが落ちていました。 


落ちているトマトをよく見ると、下の写真の様に嘴で突いた傷跡が確認できます。
犯人はカラスのようです。その嘴で熟したトマトを次々に突いてもぎ取り、食わずに撒き散らかしたと考えられます。



対策=鳥除け、四つ足動物除けとしてトンネルネットを張りめぐらす

被害に会ったその日の朝の見回り時間内で対策しました。
下の写真の様に葉物野菜のトンネルネットに使う防虫ネットを雨除けトンネルの屋根の下の周囲に張りめぐらしました。

パッカーでネットを固定するだけなので10分ほどで対策することが出来ました。
鋼管パイプにトンネルネットの上下を固定し、カラスの他に四つ足動物も入って来られない様に対策しました。

これ以降、カラスの攻撃や四つ足害獣に食い荒らされることは無くなりました。

という訳で初収穫は翌日に先送りになってしまいました。

この時期なので1日経てば新しいトマトが色づいておいしいトマトに熟してくれます。


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