【茄子】. 茄子苗の植え付けと 誘引支柱の立て方

2022年6月11日土曜日

ナス

5月の連休に茄子苗の植え付けを昨年同様の時期に出来ました。畑に定植してからの成長はポットでの生育より速いので生育に合わせた支柱立てと誘引作業も次々に発生します。


この茄子の苗は、9㎝ポットに複数粒を蒔いて発芽させてから7㎝ポットにポット上げ移植を行った茄子の苗です。順調に生育して植え付けできるサイズになってくれると大変うれしいものです。


定植, 5月8日

大きなポットにパラパラと種を蒔いて発芽させて一本づつポットに移植して約1か月が経過しました。葉っぱは3枚~4枚、手のひらより少し小さい位の大きさの葉っぱになりました。
水やりは葉っぱの上からではなく、育苗箱にポリ袋を敷いて簡易的に作った低い水入れに水を張ってナスを移植したポットをその中に並べポットの底から吸水させました。このやり方を数日おきに行いました。
下からの吸水方式はジョウロで葉っぱの上から散水するやり方よりも日持ちの効果は大きくしっかりとした苗に成長してくれました。

今日はいよいよ畑に定植します。定植前に最後の給水を葉っぱの上からポットの土めがけて給水しておきます。



畝作り
植え付ける畝には、2年間熟成した落ち葉堆肥を冬の間に手押し一輪車で3台分、畝全体に撒いて耕してあります。
その後、4月には鶏糞、ボカシ肥糧、苦土石灰など入れてロータリで耕し、この一連の作業を2回ほど行ってあるので元肥としてはたっぷり入ってよく混和されています。

植付の前日にはロータリで耕して土を柔らかくして、写真の様な畝を立ててあります。畝の高さは水はけがよくなるように10㎝位高く作ってあります。

植え付け穴を手掘りスコップで開けてオルトラン顆粒を一つまみ入れて水をジョウロでたっぷり入れてあります。



ポットを一つづつ植穴の傍に配置している間に植穴に入れた水は土に浸みこんで馴染んでいます。いよいよ準備が整いました。
植え付け作業は、並べてあるポットを逆さにして苗を取り出して、水を撒いてある植穴の土を手で掘ってポットの苗をそっと落とし込む作業です。
作業中の写真は撮影しませんでした。
植え付け後は毎朝水を撒いて、数日後に根が活着するのを待ちます。



誘引支柱がもう低すぎます

苗を植え付けてから、60㎝位にカットした篠竹を苗の傍に斜めに差し込んで風で苗が倒れない様に地際から5㎝位の高さで支柱を立ててあります。
3週間経過した5月28日には下の写真の様に苗はすっかり成長して、高さが30㎝程に成長して篠竹の支柱が低すぎるようになりました。

成長に合わせて葉っぱのサイズも大きくなってきているので、風に吹かれるとこのままでは支柱の効果が無いので誘引支柱の高さを再調整します。
誘引していた紐を解き篠竹を一旦抜き取り、竹の傾斜を立てて垂直に近い角度にもう一度挿しこんで地上20㎝位の高さで誘引をやり直しました。



誘引支柱を立てる、 5月28日

今年も茄子は2本仕立てにしようと考えています。 
苗は丈がまだ30㎝位なので篠竹の支柱を今日の作業で高さを高くして苗を横から支える様に調整しましたが、今後更に苗は高くなります。苗がもっと高くなって枝が張ってきたら、吊るし紐で上から吊るすようにな吊り下げ誘引を行います。その為の誘因支柱を立てました。

19φのパイプを使い畝幅80㎝に合わせて、畝方向の間隔は1.8mで垂直に立てます。 畝の端は横揺れしないようにX字型にパイプを2本クロスしてトラス構造にして組みたてます。
トラス構造が無いと、手で触るだけでユラユラと揺れますがトラス構造で補強するとしっかりします。
垂直のパイプに19φの鋼管パイプを水平に固定します。水平の梁の高さは約1.8mにしました。水平の梁は吊り下げ誘引でたくさんの葉っぱの重さを支えるので緑色のイボ竹では強度が不足して曲がりやすくい最悪は折れてしまうので強度のある鋼管パイプを使用します。
この水平パイプから誘引紐を垂らして苗の枝を支える予定です。


アーチパイプ誘引, 6月11日

植付後約一か月で苗の高さが60㎝を超えました。
誘引支柱に吊るし誘引を行うにはまだ早すぎるのでアーチパイプを使って誘引紐を張りました。
苗3株単位にトンネルで使うアーチパイプを挿して、そこにナイロン平テープを1ターン巻きつけ畝方向に4本張ります。アーチパイプに縛り付けてしまうと解体の時に作業し難いので1ターン巻くだけで引っ張ります。末端は畝に挿しこんだU字杭に縛り付けて固定します。
2条植えの1条分を平テープ2本で苗が倒れない様に挟むようにしました。これで茄子苗は支えられて強い風でも倒れなくなり、暫くの間はこれで風で擦れたりせずに育ってくれます。

葉っぱは既に手のひらを広げた位の大きさに成長して葉脈もしっかりと見えます。


下の写真は、茄子の苗が倒れないように青い平テープを張って苗を挟み込んでいる様子が分かります。
苗がもっと大きくなるとこの誘引紐はほとんど葉っぱに触れることは無くなり用済みになります。そのころになると1.5mくらいの高さになって茄子の実が付くようになるのでそうなったら誘引紐で吊るし誘引を行おうと思います。





Powered By Blogger

Translate

QooQ