ゴマの鞘から脱粒したまでは力づくでできました。しかし保管しているバケツの中を見ると細かい葉っぱやホコリがゴマと一緒に混ざってます。かなり混ざってます、これも力づくで・・、では大変だ。去年少量ゴマを作ったときは団扇で仰いで風圧でゴミを何回も選別しましたが今年はマシン(?!)を作ってみました。
10月2日 夜、段ボールで工作2時間の選別マシン 唐箕ライクだね
工作は好きな方なので段ボール箱を使って’風圧選別したいな~マシン’を作ってみた。原理は、落ちて来るゴマに横から風を当ててその飛翔距離による重力選別方式ということにします。
吹き出し口は風の排出口でゴミもここから飛び出す予定。写真の右下にゴマが落ちて来るようになります(これがマシンか?)。受け籠は野菜ポットが入っていた黒いプラかごに網戸の網をカットして結束バンドで形状を形成しました。
吹き出し口 |
卓上扇風機(黒色)で段ボールに開けた穴から風を送ります。手前の箱の中で風を水平気流に整えます。箱の結合部はお互いに穴が開いていて風が通過できるようにしてあり、箱のつなぎ目の上部から斜めに穴を開けてゴマをチャラチャラと少しづつ落として入れます。
風送り出し側、中央はゴマ投入口 |
吹き出し部をあけたところ。
斜め右上からゴマをチャラチャラ落として、右下からの風圧で飛ばして軽いゴミは吹き出し口から外へ、少し重いゴマは飛び出さずに落下して斜めに設置された受け板で受けてゴマ排出口(写真の下方)から良品として排出します。
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飛翔距離選別部(吹き出し側) |
バケツに保管のゴマ。
葉っぱやホコリがかなり混ざっています。これを先ずは取り去らなければなりません。大変な作業です。
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選別前 |
選別後ですがまだ大きめなゴマ、ではなくゴミが混ざっています。この大ゴミはゴマとほぼ同程度の重さの為、遠くに飛ばされず投入口の下にそのまま落下してました。なのでこれを選別するには風をもっと強くするか、または落下距離を大きくしてゴマの飛距離と大ゴミの飛距離の違いを明確にして落下点の違いを仕切り板で区分する追加工事の必要があります。
選別後 |
選別された葉っぱ、ゴミ |
吹き出し部の葉っぱやゴミの吹き出し風景。ここにゴマ粒は数粒しか噴出されてこなかったので吹きだし側の性能は先ず先ずの出来栄えでした。
吹き出し口下の受け籠はゴマが混ざった葉っぱが出てきたら遠くには飛ばずにこの籠に落ち込む予定だったが、ゴマ粒は噴出されてこなかった。
<まとめ>
試作機にしては、65点~70点位の仕上がりといいうことにします。
団扇であおいでいたのに比べればマシンの作業は非常に効率化されたと思います。団扇ではやっては同じ成果をあげるのには一日かかってしまうでしょう。
卓上扇風機は風圧”強”にして作業しました。箱の結合部の風の出口では水平に流れる風力よりも30度位のタラップで上向きに煽って噴き出すとゴミの飛びが良かった。
バケツ一杯のゴマを投入口へチャラチャラと流し込むのに一時間かかったので今朝の畑の見回りはスルーしました。更に選別をしてクリーンなゴマに選別していこうと思います。
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