【ナス】. ナスの誘因, 敷き藁の効果

2022年7月4日月曜日

ナス 土壌

 茄子の茎がどんどん伸びます。風で倒れない様に吊り下げ誘引しました。


ナスの伸びる速さが速いです。今年は暑さの影響か昨年よりもとても速いです。


収穫が毎日できるようになりました。とても嬉しいのですが朝の収穫の為に夜の早い時間の就寝と朝早く起床でブログの更新がおろそかになってきました。



ナス誘引 吊り下げ誘引,6月25日

ナスの丈が高くなってきました。
葉っぱも大きくなりナスが毎日収穫できるようになってきました。とても嬉しいことです。今年は3本仕立てにしようと思いますが、既に4本に枝分かれしている株も出てきたので思いきって3本に仕立て直しながら誘引作業を行いました。
畑を始めたころは枝分かれした枝に沿ってイボ竹を土に挿し込みこのイボ竹支柱に枝を固定しました。この方法の欠点は枝を支柱に紐で縛り付けないとならず作業時間が掛かること、また枝が枝が伸びると茎の重さでイボ竹が曲がり反ってくるのでこれを押さえる第2の支柱が必要になることでした。
吊り下げ誘引は、茎が伸びても垂らした紐でクルクルと茎に巻きつけるだけなので作業が簡単です。

2週間前にトンネルのアーチパイプを土に挿して倒れ防止の誘因紐を水平に張りましたが、それから上に飛びだすほどに大きくなって来たので風が吹くとアーチパイプから飛び出した茎と葉っぱがユラユラと揺れるようになりました。
キュウリの誘引支柱を5月末に立てましたがその際一緒にナスにも誘引棚を組んであります。茄子用ときゅうり用の誘引棚の構造はほぼ同じですが、ナスの誘引棚は天井の梁をきゅうりよりも丈夫に作るために水平に鋼管パイプ(19φ)を使用してあります。その梁からポリの紐をナスの枝の数と同じだけ垂らして吊り下げ誘引を行います。

茄子の吊り下げ誘引のやり方

写真のように高さ1.8mに水平に取り付けてある鋼管パイプにナイロン紐をくくり付けて垂らし、茄子の茎にらせん状に上から下方向に数回巻きつけながら3本仕立ての茎の分かれ目付近で茎に紐を縛りつけます。
この吊り下げ誘引のポイントは水平の梁から垂らしたナイロン紐が誘因されるナスの茎にくるくると螺旋状に巻きつけてある点です。紐の多少の弛みで自由度はありますが茎と紐を数か所で固定するといった作業は不要になるメリットがあり更に風や茎の自重で倒れなくなるという仕組みです。
誘引した茎が伸びてきたら、垂らした紐を伸びた茎に新たに巻きつければ下に倒れることなく茎は誘引され上方に向かって伸びて行きます。


19ミリの鋼管パイプは丈夫なので、1.8m位の間隔で支柱と固定すれば茄子の茎を吊り下げても曲がったり反ったりしません。イボ竹よりもかなり丈夫です。
写真の様に予め約2m位にカットしたナイロン紐を鋼管パイプに縛り付けて垂らしていきます。1株当たり3本仕立てにしたので株数の3倍の紐を垂らしました。


ナイロン紐は茄子の茎にクルクルを数回巻きつけてから、地際の枝分かれしている付近で茎に縛り付けます。ちょうど大木に蔓が巻き付いているような恰好をイメージすると分かりやすいです。
地際でナイロン紐の端を縛らなくても済む便利な樹脂製のクリップも市販されていますが、私はそれを持っていないので、作業時間はかかりますがひたすら縛り付けていきました。
この頃になると茄子の茎の地際での太さは人差し指位の太さになっているので、紐をしばりつけても痛んでしまうようなことは有りません。注意する点は縛り付けるときは硬く巻きつけずに茎の太さよりも十分に余裕のあるターンのサイズで縛り付けます。

敷き藁の効果

今年は、畝の株間のスペースに藁を敷きました。
冬の間に知り合いからいただいた麦の種を蒔く時期は遅れてし舞いましたが4月に蒔いたところ、1.5mくらいに成長して穂が付き始めたので刈り採ってビニルハウスの中に保管していました。3週間ほど保管してもうすっかり黄色く枯れて来たのでその麦わらをナスの茎の周囲に敷いてみました。

上の写真でも敷き藁が確認できます。初回の誘引パイプとして設置したアーチパイプやナイロン紐が作業の邪魔になりましたが、株間に藁の束のまま入れてから縛ってある紐を解いて株間に広げておいたものです。
藁を敷いてから数日経過し通常ならば雑草が生えてくる時期ですが雑草がほとんど生えていません。勢いのある雑草が数本は生えていましたが、草むしりをするほどの覚悟は必要なく簡単に抜き取りが行えました。
太陽の光が敷き藁で遮られて地面まで差し込まないため雑草が生えにくくなった結果です。
思った以上の敷き藁の効果が確認できました。


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