【ブロッコリー、トマト他】. 12月初旬に霜が降り始めた畑の野菜の様子

2022年12月20日火曜日

タケノコ芋、サトイモ トマト ハクサイ ブロッコリ 玉ネギ

 12月に入り霜が降り始めましたが野菜の様子はどうでしょうか。ミニトマトは11月末でも収穫できましたが霜の影響は大きかった。玉ねぎの生育が心配です。まだまだ元気でこれから収穫する野菜もあります。



夏の暑い間はブログの更新が進まず久しぶりの野菜の投稿です。昼間は勤めに行くので編集作業が出来ず、また朝の収穫に夜明け前から出かける為に夜は早めに就寝していたので帰宅後に時間が確保出来ず投稿から遠ざかってしまいました。来年は改善して投稿を維持するようにと考えています。

そんな夏から秋の間も野菜たちはすこぶる元気に成長して、キャベツ、きゅうり、茄子、万願寺とうがらし、アイコトマト、オクラなどたくさん収穫することができました。

近頃は寒くなって霜が降り始めました。雨は暫く降っていないのに霜柱は出来ます。そんな地面の下にはモグラ君がいて、畑の畔道にはモグラ塚を作っておりました。なぜか畑の中にはモグラが来ていないのかどうか、モグラ塚を作っていない事だけは助かりました。



早速、12月の野菜状況を見てみましょう。

ブロッコリー ・・・ もっと作付け数を増やしてみたかったが

12月初旬から中旬頃にかけてソフトボール位の大きなブロッコリーを収穫することが出来ました。
ブロッコリーは1株から一つの花蕾しか採れないので株数をもっと多く植え付けて置けば良かったと思いましたが、植付の時期には他の野菜との畝の取り合いになっていたことを思うと作付け数も限界がありました。ブロッコリーの収穫の時になると他の野菜で既に収穫済の畝は空っぽになっていて一見するとブロッコリーをもっとたくさん植え付けが出来たのに、、と思ってしまうのですが実態はそんなことはなく畝の取り合いで植え付けを行ったのでした。

花蕾を収穫した後の脇芽の発生も期待しましたが1株当たり数個の脇芽を収穫したのみで、脇芽の発生しなかった株もありました。



玉ねぎの定植直後に成長が鈍化 消失した苗もある

玉ねぎの畝の畑は今まで休耕地として長い間野菜の栽培をしていなかった畑です。
とても久しぶりの耕うんになるので堆肥をたっぷりと入れようとしてまだ熟成していない若い馬糞堆肥を入れてみました。米糠、鶏糞、苦土石灰などと一緒にロータリーで混和して畝を作って11月上旬に玉ネギ苗を植え付けました。
今年は玉ねぎの苗作りを始めて4年目で苗の太さや長さも今までで一番良い苗が出来たと思われるほどで、市販の苗の様にしっかりした苗ができました。その為定植した後は来春にはよい玉ねぎが出来そうだと思っていました。
 
しかし、植付てから2週間ほど経過しても苗が活着した様子が明確には分かりませんでした。
茎も太くならず枯れて消えてしまった苗もありました。例年の様に、寒さで外葉が枯れて苗の中央部に緑の葉っぱが残って冬を過ごしていると言った苗はだいぶ減ってしまいました。
植え付けた後、青枯れ病などで消えてしまったのでしょうか、それとも若い未熟な堆肥の発生するガスの影響でしょうか。
隣の畝にはニンニクを植えてありますが、若い馬糞堆肥は使わずに鶏糞を多めに入れた従来通りの畝作りでしっかりした茎のニンニクが成長しているのをみると、玉ねぎ苗の植付後の成長鈍化は若い堆肥の影響があったのだろうと考えています。

玉ねぎに霜が降りて 外葉が枯れて浮き上がる

12月に入って直ぐに1回めの追肥を行ってから数日後に初霜が降りました。
昨年は初霜の降りた後霜柱の有る畝に植え付けたエリアもありましたが、今年の植付は霜よりずっと早く植え付けられました。
上記にあるように植付直後の成長鈍化の苗もありましたが、残った苗は外葉が枯れて芯の葉っぱだけで霜の中で頑張ってくれています。

霜柱対策として、日中の暖かい時間帯に株元を手のひらで押さえて霜柱で浮き上がった苗を一つづつ土の中に抑え込みました。
作業中に一株ですが完全に土の上に苗の白い部分まで浮き上がってしまった苗を見つけました。その苗の根っこはまだ土の中に残っていたので苗を再び土の中に埋めておきました。

このような苗は、畝を遠巻きで見ているだけでは見つからず近づいて細かく見ていってやっと発見できた症状です。手間はかかりますが一株毎に土を押さえつけた作業時間の分だけ、春になったら大きな玉ねぎを期待しています。


アイコトマトは晩秋まで収穫できたが、とうとう霜で遣られた

5月中旬に定植したアイコトマトの赤色と黄色のミニトマトです。
6月末にアーチパイプで雨よけトンネルの屋根を付けたり、カラスのトマト襲撃を防御の為にネットを張り巡らせたりと対策を施工しました。

7月に入ると鮮やかに色づいて赤色と黄色のトマトが取れ始めました。
7月、8月の暑い間は赤色よりも黄色いトマトが甘く柔らかい味相と感じましたが、8月を過ぎる頃から赤色のトマトのプチっと噛んだ時の飛び出してくる甘い果肉と汁が美味しく感じられました。
10月以降になると、色づいて収穫した後次の収穫まで1週間位かけて熟してくれました。この収穫シーケンスは11月末まで続き収穫を楽しませてくれました。

アイコトマトを育てて3年目の収穫ですがこれほど長い間たくさんん採れたのは初めてでした。9月、10月頃に行った追肥の成分が効果的だったのではないかと考えています。リン、カルシウム、苦土石灰を中心に追肥を行いました。

写真は12月中旬に撮影した路地栽培の様子です。
茎は斜め誘引してあるので横に這っています。
既に霜に数回当たった後ですが赤色株の赤色のトマトは既に完熟状態でとても甘く育ちました。
しかし12月に入り霜に当たってからは赤色トマトの株なのですが黄色っぽいトマトもみられます。このように変色したトマトは甘さよりも酸っぱさが増えて美味しくはありません。
また、黄色いトマトの株は1回めの霜の後はとても甘く熟していましたが、2,3回霜に当たった後は赤い株のトマトの黄色に変色したトマトと同じように甘味は消えて美味しくはありません。やはり霜に数回あたった後のトマトはもう収穫時期を過ぎてしまったと考えるのがよいです。
撮影後の収穫は終了しました。
      


4年前の種でも!?、聖護院大蕪が採れた

4年前の聖護院大蕪の種を蒔いて収穫できました。
現在の畑を始める前に購入した種ですが、毎年少しづつ種まきして、良好な発芽率を維持していました。
今年でその種袋は空っぽになりましたが30粒ほどの種を蒔いて、両手で抱えるほどに成長した聖護院蕪を無事収穫しまできました。種袋には使用期限として通常翌年の秋や春と書かれていますがそれを大きく飛び越して4年経過した種でも十分発芽し大きく成長することができた事は驚きです。 

間引き、追肥をしっかり作業して蕪が真上を向くように土寄せを行えば姿形の更に良い大きな蕪ができるでしょう。甘酢付けにしてもらって、柔らかくなった蕪の薄切り(千枚漬けを意識したもの)を美味しくいただきました。

余談>蕪の直径が大きいので輪切りにするのはとても難しいです。半分にカットして半月状であれば薄切りもしやすいですが、まる直径のままでの薄切りは大きな包丁、または薄切りできる専用カッターみたいな機械が無いと奇麗なカットは難しいです。


2回めの定植が遅れたキャベツ

キャベツの一回めの種まきは8月中旬に行い9月中旬に定植して順調に収穫できたのですが、2回めの種まきが遅れてしまい9月上旬にセルトレイに種蒔きをしました。

2回めの植付は10月中旬にずれ込んでしまい、葉っぱが巻き始める頃には寒くなってしましました。また2回めの苗は前作のほうれん草の収穫後1週ほどでそのまま植付けした後は追肥もできず肥料切れ状態でした。
手入れができなかったキャベツは春キャベツの緩い巻き方の葉っぱの様に見えますがサイズが小さく葉っぱが巻いていません。

追肥をできなかったのが悔やまれます。


タケノコ芋 霜が降りてからは一機に葉が倒れた

タケノコ芋は地上に出ている形状がタケノコの様に見えることからそう呼ばれているそうです。 サト芋と同じように茹でていただきますが、ホクホク感とネットリする食味はサト芋では味わえない独特のものでとても美味しいです。

地上に伸びている茶色い皮を被ったタケノコ状の芋は、そのまま緑色の茎が伸びて大きな葉っぱが付きます。
掘り上げは時期は芋のサイズ的にもう少し成長させて収穫サイズになるまでと思い、待っていたらとうとう霜が降りる時期になってしまいました。
写真の様に、子芋の葉っぱは既に枯れてしまい茶色に変色して倒れています。タケノコに似た芋の直ぐ上方の茎葉の部分はまだ緑色を残していますが、大きな丸い葉っぱは枯れて倒れてしまいました。そろそろ掘り上げてお正月の煮物に入れてもらい美味しくいただこうと思います。


白菜 (晩生)

霜が一度降りてから直ぐに晩生タイプの白菜に防寒用のハチマキをしました。
白菜の葉っぱはその大部分が水分の為、そのまま放置すると寒さで凍ったり解けたりして傷んでしまいます。
外葉はまだ萎びていないので地面に広がった葉っぱを手繰り寄せて上方に巻き上げます。

白菜に防寒のコートを着せるように外葉を下から手繰り寄せて、予め手に待ったナイロンロープを使って外葉を縛り上げます。
外葉のコートを纏った白菜は寒さにも負けずに元気な状態で年越しができます。













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