【資材】. 畑でパンク修理 一輪手押し車がパンクした

2022年2月23日水曜日

畑で運搬に便利な一輪手押し車(ネコ)がパンクしました。タイヤの空気が全部抜けてしまうとは予想もしていませんでした。


肥糧や水タンク運びで役立っている一輪手押し車がパンクして使えないととても不便です。
ネコと呼ばれる事も多いですが荷物運搬には欠かせません。
最後に使ったのは、1月31日に緑肥堆肥を運ぶのに使ったときは問題なく使えましたが、いつパンクしたのか不明です。当日もパンクしていたのかさえも不明ですが、開けてみてビックリでした。


パンク糊りを購入して、畑の現場でパンク修理です。


パンク修理, 2月23日

今日は祝日で勤めはお休みです。天気が良くて風もない日だったので作業は捗りました。

1)タイヤ外す

車軸を留めている大きなナット(ピンク色でマーク)をレンチで緩めます。ナットはタイヤの両側にあるので両方とも緩めます。 

2) 車軸を外す

車軸の片側のナットを取り外してホイールから車軸を取り出します。

3)タイヤホイールを外す

自転車のタイヤの様にホイールからチューブを取り出すのかと思いましたが、このタイプのタイヤは違いました。 
ホイールはプレス成型されたホイールを両側から張り合わせるように両側からボルトとナットでネジ留めされています。下の写真の黒い丸で示したボルトとナットが5か所に付いているのでこれを取り外します。


ボルトとナットを外しものです。扇形のワッシャが独特の形状でした。

4)ホイールを2つに分けてタイヤを外す

ホイールを外してみてビックリしました。張り合わせた内側は塗装が薄く、錆びついていました。
一部は錆びて穴が開いき、錆びた鉄が剥き出しになっていました。

ホイールを2枚に取り外し、タイヤからチューブを取り出した後、タイヤ内側に釘など異物が飛び出ていないかを確認していると、タイヤの外から陽の光が透けて見えました。
タイヤの溝はまだしっかり付いているのに、光が通過してきてタイヤの肉厚がとても薄いようです。

5)チューブに穴が開いていたが・・・

タイヤの内側を手で触って異物を確認しましたが、尖がった異物は見つかりませんでした。釘、針金が刺さったパンクではなさそうです。

通常のパンクはタイヤの内側を確認すれば釘など小さな突起の異物が突き刺さっているのが発見されてそこからタイヤの穴開き箇所を推定できるのですが、今回は異物は見つかりません。
それでもチューブから空気が漏れるので、洗い桶に水を張ってチューブを入れてみるとチューブの内側から空気が漏れていることが判明しました。

パンクの原因
ホイールの錆びついた穴が開いた部分から朽ちた小さな鉄片がホイールとチューブ内側の隙間に挟まり、これが荷物の加重によってチューブに刺さって穴が開いたものでした。

パンク修理箇所はチューブの内側を修理しました。下の写真の右上部のチューブ内側の黒いパッチがパンク修理箇所です。

修理後、リールの再組立ては2枚のホイール合体時にボルト通し穴の2ピッチ分ずらして合体し錆びの部分が重ならない様にして耐荷重を維持するようにしました。

 一輪手押し車のタイヤはどれもこのような感じなのでしょうか。次にパンクしたら車輪の交換が必要になります。


おまけの写真
<自家製手押し車>
パンク修理するまでの数週間の間、散水用水タンク運搬用の自家製手押し車に一輪手押し車の荷台を縛り付けて肥料や荷物用に代用していました。 
水タンクの合わせて作ったので幅が狭く、さらに機械の固定用の突起が出ている為そのままでは使えず荷台を取り付けて肥料など運び重宝しました。




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