レタスの苗が徒長せずしっかりした形の葉っぱに生育しました。苗が上手に出来たので今年の植え付けはとても気持ちよく作業出来ました。
今年は培土にケイカルとバットグアノを混ぜてから種を蒔きました。
培土はホームセンター(Cainz)の20L一袋\800くらいの肥料入りの培土で、篩でふるったりせずそのまま使いますが、苗の根や葉をしっかり丈夫にしてみたい思いから自己流で肥料を追加しました。
ケイカルの成分はケイ素とカルシウムで、そのケイ素は茎や葉を丈夫にしてくれます。カルシウムはリン酸が有れば一緒に吸収されやすくなり野菜の細胞がしっかりと丈夫に育ってくれます。リン酸は窒素の吸収を早めて徒長しにくくなるといわれています。
そのような肥料の効果を期待して培土を調合して種を蒔きました。
見事に葉っぱがしっかり丈夫で茎は徒長せずに地際からしっかり葉っぱが付いた苗の生育に初めて成功しました。
菜園4年目で自分で満足のいくレタスの苗が出来ました。
下の写真は定植当日の苗の様子です。本葉が3枚~4枚付いたので植え付けます。
レタスの定植
という事で、本日(3月26日)はレタスの定植を行います。
サニーレタスの苗の植え付けの写真です。
根の張りはちょうど植え付けに適した良い感じです。白い根が培土に回り込んで、セルトレイの穴の形が綺麗に現れています。これだけしっかり根が張っていると土がバラバラになり難いです。
下の写真のマルチの上に転がっている25mm位の太さの角棒で土に穴を開けてその穴に苗を落とし込みます。
角棒の太さはセルトレイの穴のサイズ位の物を選んで使います。土には指で穴を開けても良いのですが、次の植付苗をピンセットで掴む前に棒を差し込んで置き苗を掴んで準備が出来たら、棒を引き抜くと同時に苗を落とし込めるので指で穴を開けるより早く作業が出来ます。
苗は葉っぱを指で掴んで引っ張ればセルトレイから抜き取れるのですが、苗の数は2桁でそう多くは無いので丁寧にピンセットで根っこの部分を押さえて抜き取りました。
苗のセルトレイの土の上面に少し土が掛かる程度に浅く植え付けました。深く植えると葉の付け根が土の中に埋もれてしまうので注意して植え付けます。
株間20㎝、条間50㎝で2条植えです。マルチの穴に風が入り込まない様に穴には土を掛けておきます。マルチの上にも数メートル間隔で土を乗せて風でバタつかない様にしました。
ロメインレタスの定植、4月10日
ロメインレタスは、4月2日時点で、サニーレタス、グリンリーフレタスと同じよう徒長せずに葉っぱの形の良い苗が出来ていました。
<高温やけど> 4月6日
しかし4月に入ってからの晴れ続きの天候の高温でハウス内のトンネルの窓側に近かった苗が高温やけどで倒れてしまいました。
トンネルは地際を解放していたのですが一か所だけトンネルビニールが垂れていたので風の通りが悪く高温にさらされたようです。
写真の右側が高温やけどで倒れてしまったロメインレタスの苗。
発見当日は復活することは諦めかけていたのですが、翌朝には元の様にすっかりピンと立った元気な苗に復活していたので安心しました。復活した苗の写真を撮るのを忘れてしまいました。
苗はピンセットで持ち運びました。植え付けの際に指先は泥だらけになるので、その指で苗を持つと葉っぱが泥だらけになってしまうのを避けました。
<植え付け> 4月9日
マルチは穴の開いて無いマルチを使い植穴を自分で開けました。穴あけジグは100円ショップで販売されている穴あけ工具をサンダーで10㎝位にカットして使っています。カットした端面はマルチに穴を開けやすいように尖がらせてあります。
サニーレタスや、グリンリーフレタスよりも苗が少し小型ですが、本葉が3枚付いたので植え付けます。
穴には予め水をジョウロで撒いてあります。 角棒で穴を開けてセルトレイの苗を落とし込んで植え付けました。
深さは、サニーレタスの時と同じように、苗の培土の表面に土が少し掛かる位です。
下の写真は、ピンセットで掴んだロメインレタスの苗を穴あけ棒で開けた穴に落とし込んだ状態です。トレイ培土がまだマルチから少し出ているのが見えます。
穴に苗を入れたら、土になじむように上から軽く押さえつけます。
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