【ラッカセイ】. ラッカセイの被害 カラスが掘った

2021年10月16日土曜日

ラッカセイ

 カラスは落花生が美味しく育つ時期をどのようにして判断するのだろう。人間より一足早く掘り出していた。


落花生を試し堀してから2週ほど経過したので、そろそろ掘り上げ時期になるので確認に行くと茎の枝張りの間に落花生の殻が散らばっています。被害の様相からカラスによる被害です。毎日生育状況をカラスも確認しているのだろうか。


10月16日, カラスにも美味しい落花生

試し堀は9月25日に行い、あと1,2週間したらちょうど良いサイズに育って収穫できると思っていましたが、そう思っていたのは私だけでなく鳥たちにもその時期は分かるようです。

成熟した畝に近づくと落花生の匂いがしますが、この匂いで鳥は食べごろと判断するのだろうか。

下の写真の様に、落花生の枝の隙間には多数の穴が開いています。人間の指で掘ったような大きさの穴が開いています。穴の周りには落花生の殻が食いちぎられて割れて落ちています。

左の土が見える部分は、試し堀で掘った株の跡です。



被害に会った殻が散乱し、落花生の実も散乱しています。嘴でこれほど掘るのは大変だったと思います。嘴を土の中に入れて落花生をくわえて掘り出すのだから嘴の中に土も入ってしまい、土と一緒に落花生の実を食べることになる。


防獣ネット

落花生の畝の周囲には、防獣ネットを張ってありました。このネットの効果で四つ足動物に因る被害は発生しませんでした。またカエルとの遭遇もありませんでした。防獣ネットの地上での効果は発揮することができました。

しかし、鳥の予防対策は行いませんでした。 
昨年は、透明の道糸を地上高30㎝位の高さに数本と1.8メートルの高さに1本を畝の長手方向に沿って張っておいて鳥の被害はありませんでした。

来年は、防獣ネットで四つ足動物の侵入対策、さらに道糸を張って鳥の対策が必要と思います。
下の写真は防獣ネットを地面から地上80㎝位で畝の周囲に張りめぐらした様子です。単管パイプや木の杭を立てて紐で縛り付けるだけで簡単に設置できます。


収穫

鳥の被害には会いましたが、土の中には未だ十分な落花生が育っているので、これを掘って収穫しました。 午前中に掘り上げ、畝でそのまま天日干しを行い、午後に落花生をもぎ取る作業を行いました。

今年は、種を蒔いたらモグラに喰われたと思われる被害に会い、ほとんどの種が発芽しませんでした。それでも、被害に会わずに発芽した14株を集めて10メートルほどのエリアに移植して育った落花生がカラスの被害に会ってしまいました。

買い物籠に2籠の落花生を収穫することが出来、早速、茹で落花生にして美味しくいただきました。






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