【玉ねぎ】, ・新たに借りた休耕地に玉ねぎ栽培4年め苗の栽培。自家製苗始めて以来の最高の出来の苗だが、植えてみたら謎の苗グッタリ元気なし、また失敗かな の巻

2022年12月7日水曜日

玉ネギ

新年が明けて150坪程の畑を新たに借りました。今までずっと耕されていない休耕地なので、何度も耕して草など鋤き込みして畑らしくなったので元肥を入れて、今回は玉ねぎを植えてみることにしましたが...。  2022年の玉ねぎ4回め栽培の事


休耕地を借りて耕し、3か月後に長ネギ、その後玉ねぎを運用しました

年明けに新たに借りた土地150坪は、長い間作物を作っていない休耕地の土地です。
借りたこの畑は、とても久しぶりの畑作になるので堆肥をたっぷりの畑に変えようと、草を刈りロータリで何度も鋤き込んでから、苦土石灰や米ぬか、発酵鶏糞などを入れて更に何度も耕して”D畑”として春に長ネギを植えつけて運用開始し、今回は玉ねぎをやります。

玉ねぎ用の畝には堆肥たっぷりで柔らかい畑にしようと、11月の畝立ての前に入手してまだ熟成が若い馬糞堆肥を入れてロータリを掛け、その後、米糠、発酵鶏糞、苦土石灰などと一緒にロータリーで混和して畝を作って玉ネギ苗の植え付け準備を行いました。

畑を始めて4年めですが、年々面積が増えて来てこれで合計600坪の畑になりましたが家庭菜園として管理する事になりました。休耕地が増えているということなのでしょう。

先発の長ねぎに軟腐病が発生した

新しい畑作の手始めに、借りた面積の半分位に長ネギを5月に植えて様子を見ていましたが、10月に畑の端の畝1本に軟腐病が発生しました。
ネギが地際で柔らかくなって、とろける様に腐って悪臭がしたので1畝全部と2畝めの一部の長ネギを抜き取り廃棄した経緯があります。もう少しで収穫出来る手前の発症だったので残念でした。

畑を始めて初年と2年めの時に、やはり休耕地だった現在のBとCの畑のあちこちでハクサイとキャベツの腐敗病が発生して困りました。そのいくつかは当ブログに投稿してあります(この青文字リンクでご覧いただけます)。
同じ様な事が休耕地だった今回のD畑でも多発するのかどうか心配です。
これから植え付ける玉ねぎはどうなるのか心配ですが、作業開始していきます。

苗は今までで最高、しっかりした苗が出来た 11月13日

今年は玉ねぎの苗作りを始めて4年目になり、苗の太さや長さも今までで一番良い苗が出来たと思います。市販の苗の様なしっかりした25cmくらいの苗ができました。

苗は今までで最高の苗が出来ました

耕す畑は草だらけ

長ネギエリアが奥に見えます。手前の草だらけが玉ねぎ用地です。
ネギの畝間は草取りで数回耕しました。手前側は2週間前にロータリーを掛けて草が無くなって奇麗になった畑ですが、もう草だらけになりました。
 
2週間でこんなに雑草が生えました (8月17日)

ロータリでまた、除草

8月のお盆休みにロータリーを掛けて除草したあとの様子です。玉ねぎはこのエリアに植える予定ですが、まだ草が見えるので暫くしたら再度ロータリを掛けないと草が収まらない感じです。

雑草をロータリーで鋤き込んだ (8月17日)

お盆休みのあともロータリを掛けて雑草を鋤き込んで奇麗になりました。直ぐにマルチを一本張りここにはキャベツを植える予定です。
奇麗に耕うんしてから2週間経ち、生えた草を引き抜いて畝の中に山に積んであります。


お盆休み明けに耕しても生えた草を引き抜いて山積み(9月6日)

種蒔き

種蒔きは9月7日、288穴プラグトレイのセル穴に1粒づつ蒔きました。
覆土には当園では実績のあるケイカルを培土に半分位混ぜて覆土しました。トレイはビニールハウス内にはスペースがなくなったので屋外の畑に直置きにしました。

288穴プラグトレイに種まき

発芽後は10日に一度程度の頻度で水やりに油粕液肥を10倍程度に薄めてジョウロで与えました。この液肥を与えると数日後の成長がとても良好だったことは苗作りのスケジュールをキープ出来た要因だと思いました。
通常は2,3日に1度の割合で水やりをして乾燥しないようにしました。

植え付け 11月13日

苗の成長は良好で、昨年のスケジュールで希望した通りの日付で苗が準備出来たので植え付けは11月13日に行いました。(D11畑)

写真は、288穴プラグトレイで育てた早生と晩生の玉ねぎの苗です。

早生品種の玉ネギ苗、茎は割りばしと同じ位

晩生品種の茎の太さが割りばしよりも太く成長しました。
 
晩生品種の玉ねぎ苗。

自家製苗は今までで最高の出来です

ねぎ苗の長さも25cm位に育ち、上手にスケジュール通りに苗を作ることが出来ました。

根の先端はカットしないで植え付けます。

玉ねぎ苗の根張は セル穴の中で4cm以上に伸びていました。

288穴プラグトレイの苗。 

苗の出来具合が良好だったので、来春の玉ねぎ収穫は大きいのが出来そうだと期待していました。
苗は丈が随分長くなりましたが先端はカットしないで長いまま植え付けました。

植え付け完了 (11月13日)

定植後、活着が遅い苗、成長が緩慢な苗、 不思議な玉ねぎの成長!

植付てから2週間ほど経過したので例年なら既に活着している苗が、活着の様子が明確には現れて来ませんでした。
苗は活着すれば真っ直ぐに立つはずなのに、うなだれたままで元気がありません。
茎も太くならないまま枯れて消えてしまった苗もありました。苗が上手に出来て喜んでいた矢先、とんでもない状態になりました。

消失した苗もある、玉ねぎは不気味な成長

例年の様に、寒さで外葉が枯れても苗の中芯部に緑の葉っぱが残って根っこを張り冬を頑張って過ごしている苗はだいぶ減ってしまいました。
植え付けた後、青枯れ病などで消えてしまったのでしょうか。

同時期の長ネギ苗、同じ土壌のニンニクは問題なく成長中

隣の畝にはニンニクを植えてありますが、若い馬糞堆肥は使わずに発酵鶏糞を多めに入れた従来通りの畝作りでしっかりした茎のニンニクが成長しています。休耕地でもしっかりと根を張っているので、休耕地の土壌はそれほど荒れてはいないと思います。

また、同じ288穴プラグトレイを使って長ネギも一緒に苗を作り、違う畑(A2畑)に植え付けましたが、活着も巧く進み順調に育っています。

長ネギは順調に活着しているので、同じ環境で育てた玉ねぎ苗の素性としては問題は無い状況だと考えられます。

まだ霜には遭っていないから今までの経験では10日もすれば活着するはずですが、今年の玉ねぎは2週経過しても様子が違います。

下の写真は、手前には発芽して成長中のニンニク苗と、その奥に玉ねぎの畝が有りますが、うなだれた状態のままです。

定植後元気が出ない玉ねぎ苗。(11月27日)
手前はニンニク 

玉ねぎ不調の要因の推定・・・馬糞が怪しい

今年は今までで一番元気で丈夫な苗が出来たのに、活着が緩慢、中には枯れてしまった玉ねぎ苗が有りました。
大変困った事なので、私なりに原因を推定しました。
同時期の長ネギと玉ねぎの苗の状況から次の様に考えられます。

長ネギと玉ねぎの苗と土壌環境

  • 苗: 玉ねぎと長ネギを、同時期に同じ培土、同じ保管場所、同じ肥料成分で育苗し同じサイズの上部な苗が出来ました。
  • 長ネギ畝の土壌:長ネギは玉ねぎと同じ時期に違う畑(A1畑)に、定例(苦土石灰や米ぬか、発酵鶏糞など)の元肥肥料を入れて植え付けて、活着は無事行われて問題なく成長している。
  • 玉ねぎ畝の土壌:一方、玉ねぎを植え付けたC11畑では、苗の活着が遅くて元気無くうなだれている畝には、定例の肥料の他に唯一違う肥料として発酵が未熟な馬糞堆肥を投入して耕し畝立てをした点が違います。そして畝立ての翌日に植え付けした。
  • 玉ねぎ隣のニンニク:ニンニクの成長は9月に種を植え付けて発芽後、問題なく成長しています。この畝には定例の肥料を入れて耕して種を植え付けてあります。
唯一の違いは、玉ねぎの畝には発酵が未熟な馬糞堆肥を入れたことが判りました。この点について後から調べたらやはり、発酵が未熟な堆肥は畑に害を与えることが判りました。

未熟な発酵堆肥の3悪にハマった

  1. 未熟堆肥の投入後に土壌内で発酵する為、土の中に微生物が多数発生して呼吸する。その為土壌内の酸素が不足し、野菜の苗の根っこが酸欠状態になりやすい。
  2. 微生物の発生に伴いその呼吸による発熱で野菜の根が痛みやすくなる。
  3. 土壌内で堆肥の発酵が進んだ結果、アンモニアガスや亜硝酸ガスという根にとって有害なガスが発生する。
という連鎖的な悪循環で根っこは痛めつけられる。
ということが判りました。これらの要因で玉ねぎ苗が活着できずに緩慢な成長の果てに枯れてしまう苗が多く発生したと考えました。

その後、冬の間に近くの畑の先輩に聞いたら、馬糞は入手してから1年間は山積み放置してから使うことだ、と教えてもらいました。
苗が巧く出来たのに、また、玉ネギを失敗しそうです。

玉ねぎに霜が降りて 外葉が枯れて浮き上がる

12月に入って直ぐに、植え付け1か月後に1回めの追肥を行ってから数日後に初霜が降りました。
昨年は初霜の降りた後、霜柱の発生した畝に植え付けたエリアもありましたが、今年の植付は霜よりずっと早く植え付けられたので多少のメリットを期待したいところであります。

上記したように馬糞堆肥に関わる植付直後の成長鈍化の苗もありましたが、残った元気そうな苗は外葉が枯れて芯の葉っぱだけで霜の中で頑張ってくれています。

霜柱対策として、日中の暖かい時間帯に株元を手のひらで押さえて、霜柱で浮き上がった苗を一つづつ土の中に抑え込みました。
一株ですが苗の押さえつけ作業中に、土の上に苗の白い部分まで完全に浮き上がってしまっている苗を見つけました。その苗の根っこはまだ土の中に残っていたので苗を再び土の中に埋めておきました。霜柱の威力は想定を超える力があるようです。

このような苗は、畝を遠巻きで見ているだけでは見つからず、近づいて細かく見ていってやっと発見できた症状です。手間はかかりますが一株毎に土を押さえつけた作業時間の分だけ、春になったら大きな玉ねぎを期待しています。

霜柱が出来た玉ねぎの畝 (12月7日)







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