爆生りしてきたトマト、吊り下げの段落としをやめて少ない工数で作業できる”斜め誘引”に挑戦して栽培してみます。 7月16日
苗を植え付けた後の誘引は、風で煽られない様に垂直支柱に縛り付けていました。
吊るし誘引していたが..
成長して水平パイプに届くようになってからは、吊り下げ誘引をしていました。
吊り下げ誘引の方法は茄子でも行っているやり方ですが、水平梁に縛り付けた誘引ひもを垂らしてトマトの茎にグルグルと巻き付けて下方の枝分かれしている付近でその誘引ひもを縛り付けて茎全体を水平梁に吊るして誘引するやり方です。
爆生りしたアイコトマトは重い
その後成長に合わせて、昨年のトマトで行ったように、”吊り下ろし誘引”と ”段落とし” を組み合わせて同じ様にしようと思っていましたが、トマトの生り方が昨年よりも激しく大量である事が判明しました。
昨年までやっていた段落としは、以下のリンクでご覧いただけます(記事は一昨年の投稿です)。よろしければご覧ください。
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下の写真の様に、アイコトマトが大量に生り始めて最早、誘引ひもを解いた茎を下げてループを作って地面に這わすなんて、昨年並みの段落としは出来そうもない予想していなかった爆生り状態になってしまったのでした。
大量に生ったアイコトマト
もう吊るせない無理、寝かせて行こう、名付けて”斜め誘引”だ
これから赤くなる青いトマトが大量に生った茎はとても重くなっています。
茎の先端の高さを下げる為の”段落とし”でやっていた茎をループさせて地際を這わせる作業はもう、無理です。それは出来なくなってきました。
さらにまだトマトが生っている下段付近でループを作って地面に這わすことは、トマトを痛めてしまうので昨年の様な”段落とし”は、もう現実的ではない事が判明しました。
茎の先端を伸ばし続けて成長させてトマトを生らせる計画なので、先端を摘芯しないで手の届く高さにとどめなければなりません。
そこで、茎をループさせずに、吊るしている誘引ひもを緩めて、唯ひたすら横に寝かせて行けば茎の先端も高さを下げられるのでこのやり方で進めてみることにしました。
茎を斜めに誘引していく方法を、勝手に名付けて、斜め誘引” と呼称していきます。
(この方法は一般的なやり方なのでしょうか、分かりませんのでこの様に呼称して起稿しました)
斜め誘引のやり方
下の写真は、白い吊るし誘引の紐を斜め右方向に引っ張って、茎を斜めに誘引して茎の先端位置を下げてあります。これが勝手に名付けた”斜め誘引”です。
斜め誘引の手順(右側の斜め方向に作業しています)
- 斜め誘引作業を行う前に仕立てた茎から出ている脇芽や古い葉っぱを欠き取っておくと、茎の取り回し作業が楽になります。
- 支柱に固定してある誘引ひもは全て取り外しておきます。
- 水平梁のパイプに縛って固定してある吊るし誘引ひもを解きます。
- 解いた吊るし誘引ひもの先端を右手で持ちながら茎の上位部分も持ち、左手で茎を支持しながら一旦茎をフリーな状態にしてから茎全体が斜めになるように樹勢を整えます。
- 茎全体を斜めにした状態で、吊るし誘引ひも上部を一旦水平梁に縛り付けます。この固定位置は作業前の位置よりも斜めに傾いた分だけ水平梁を右に移動しています。
- 株元に縛ってある吊るし誘引ひもの下端を茎から解き、30~50cm位上の位置で茎に再度縛り付けます。
- (6)項の作業で誘引ひもが弛んでいるので、そのゆるみを上方に移動させるように少しづつ紐を引っ張りながら茎周りを締めていきます。
- 先端まで吊るし誘引ひもを引っ張っていくと紐に余裕の長さが生まれます。茎先端の成長して伸びた茎の周りを余裕のできた紐でグルグルと新たに巻いていきます。
- 水平梁に縛ってある吊るし誘引ひもの位置をもう一度調整し斜め誘引の角度や、茎の張り具合を調整して紐を固定して1株の誘引が終わります。
段落としよりも手間が省けて、作業性は良くなりました。これをトマトの株全部に行うので作業は時間が掛かりまが、段落としよりも短縮されました。
斜め誘引で次々に右に斜めに寝かせていくときは、次に作業する株は左隣の株を斜めに寝かせていくと作業はしやすいです。
斜め誘引で斜めを行ったトマト
斜め誘引を行った先端付近の様子です。
高さ1.8mの水平梁よりも、トマトの茎の先端部は低い高さに下ろされていることが判ります。
斜め誘引した茎の先端部も下がりました
あと2週間も経てば、色づいたアイコトマトが収穫できると思うので楽しみです。
また、沢山採れました(7月23日)
思えば、爆生りありがとうアイコトマト。霜に遭っても生ってくれました。 12月24日
6月末にトマト用アーチパイプで雨よけトンネルの屋根を付けたり、カラスのトマト襲撃を防御の為にネットを張り巡らせて準備完了でした。
その後は、生り方が激しく爆生りしたので吊り下げ誘引では手に負えなくなり、”斜め誘引”と名付けて私的には新しいやり方で誘引作業を行いました。今年は新しい体験が出来たトマトの栽培でした。
トマト栽培の3年めの収穫ですが、初年の栽培の時に楽しめたのはビギナーズラックかと思いましたが、その後も毎年とても良く生ってくれるアイコトマトは12月初頭まで採れて嬉しいトマトです。
9月、10月頃に行った追肥の成分が効果的だったのではないかと考えています。
過リン酸石灰、牡蠣殻石灰、苦土石灰を中心に追肥を行いました。
暑い時は、赤色よりも黄色いアイコトマトが更に甘く柔らかいと感じたり、また8月を過ぎる頃から赤色のトマトの噛んだ時にプチッと飛び出してくる甘い果肉と汁が一層美味しく感じられたりしました。
秋以降のミニトマトの状況
写真は9月6日のトマトの様子です。
斜め誘引で赤色と黄色の茎が重なっているのでトマトの色合いも赤と黄色が混ざって生っていて、味わいも変わらず美味しいトマトが採れます。
赤と黄色が混在して生っています( 9月6日)
10月以降になると、色づいて収穫した後は次の収穫まで1週間位かけて熟してくれました。
この収穫のシーケンスは11月末まで続き収穫を楽しませてくれました。
黄色いトマトがもう暫くすると収穫できます(10月22日)
トマトの茎が蔦のように絡まっていますが、生り方は順調です。
赤くなってきました(10月29日)
脇芽欠き
脇芽は、この頃でも盛んに萌出して来るので、脇芽欠きの作業もやりました。
下の写真は、脇芽欠きした後の状況です。
右側の通路には片付け前の切り取った脇芽が落ちています。
また畝の中は、右側に寝かせる”斜め誘引”した茎が奇麗に重なっている様子をみることが出来ます。
鳥除け用のネットは奥に一旦、除けて畳んであります。
脇芽欠きしたアイコトマトの畝 (10月22日)
霜に遭うとトマトの覇気が消える
写真は、12月下旬に撮影した路地栽培の様子です。
茎は今年から爆生り対策で変更した”斜め誘引”してあるので横に這っています。
やはり霜に数回遭った後のトマトは赤と黄色の色づきに覇気がなくなり、酸っぱさが増して美味しくありません。
もう収穫時期を過ぎてしまったと考えるのがよいようです。
今年もありがとう、アイコトマト、ご苦労様でした。
もうこれで終了にするアイコトマト(12月24日)










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