【ラッカセイ】. 豊作の落花生の収穫

2020年10月3日土曜日

ラッカセイ

試し掘りをして鞘を割ってみたら大きな粒が入ってます。”もう収穫してよ”と言っている様です。二日間かけて収穫と摘み取りを行いました。

今週は天気の良いが続いています。9月27日の月曜から雨無しです。土も乾いてきています。タイミングは今です。 

試し掘りをして塩茹でにして食べました。

10月1日, 試し掘り

2株、畝の一番端の株を試し掘りです、人通りのある散歩道側ではなく畑の中央、あぜ道側です。。写真は1株分ですが落花生がいっぱい付いていました。
写真の左側の茎には鞘がほとんど付いていませんがここはあぜ道まで伸び出して来た茎の部分です。あぜ道は踏み固められているので硬くてラッカセイが潜り込めなかったようです。

ラッカセイの名前は”オオマサリ”です、鞘が大きく育つ種類だそうですが、その通りに去年の”中立”よりも粒が大きいです。小さな鞘やもありますがほとんどが大粒に育っていました。


こんな感じの大粒でした。



10月2日、 3日 収穫

落花生は1畝で、収穫は1日で終了するかと思いましたが、とんでもありませんでした。
大きく広がったラッカセイの葉っぱと枝をまとめて株を引っ張って抜き取りましたが、中には枝の張り方が広く切れてしまいそうで抜けないものもありました。そういった株には鍬を一発突き刺して少し掘り起こしてから株を引っ張って抜き取りました。

天日干し

掘り出し後1時間位逆さにして天日に当て土を乾かしました。茹でラッカセイ用なので土だけ乾いたら、このまま一輪車に山の様に積み上げて移動し、すぐに次の作業にかかります。



1鞘づつ手でもぎ取り

落花生の一粒ごとに紐の様に見える子房柄が茎から鞘まで伸びて地面の中に埋まっています。この1粒づつ鞘のもぎ取りを行いましたが、これがかなりの時間が掛かることが分かりました。2日間とも半日以上をラッカセイのもぎ取りに費やしました。



根粒菌

豆類は、窒素肥料成分過多になると”蔓ボケ”と言われる葉っぱばかりが多くなって花の数量が少なく結果として実が採れなくなる症状が起きるので肥料の配分には注意が必要です。
今回のラッカセイはカリを多めにした肥料成分が結果的に上手く調整できたようです。引き抜いた根っこをみてみると下の写真の様に根っこに根粒がいっぱい付いています。
この根粒の中には根粒菌といわれる微生物が住んでいて空気中の窒素を取り込みアンモニアに変換して豆類の生育に欠かせない窒素成分を供給してくれます。これを”窒素固定”というそうです。もっと多くの根粒の付いていた株もありましたが大体この程度の数量が付いていました。



綺麗なで粒のオオマサリがたくさん採れました。

天気に恵まれた二日間に収穫ができてよかったてした。








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