冬野菜と言えば白菜が思いつきます。畑での栽培開始して2年間、病気と害虫の被害に会っています。3年目の今年は被害を押さえ育てたいのです。
白菜の被害については今となってはそれが軟腐病や芯ぐされ病で有ったであろうと察しが付くようになりました。しかし、その2年間は病名が何で、どのように対策すればよいのか把握できませんでした。
今年は軟腐病、芯ぐされ病、アブラムシの被害を減らしていきたいと考えています。
3年目の白菜栽培で注意した点
- 種まきを複数回に時期をずらして症状が発生した時に一気に伝搬する被害を避ける。
- アブラムシ対策: 窒素を控えめに施肥する。苗の定植時にアドマイヤーを植穴に1摘まみ入れて苗を植え付ける。万が一飛来して来たらマラソンを散布する。
- 軟腐病: 畝を15㎝位盛り土し高畝にして排水性を改善して植え付ける。葉が巻き始めたらバリダシンを株元、葉っぱの付け根に散布し殺菌し予防する。
- 芯ぐされ病: 窒素成分を押さえた成分で追肥する。ホウ素成分の入ったBMようりんと硫酸カリを追肥に混ぜる。例年の追肥の窒素成分に対してリンとカリを増やして窒素過多の比率にならない様に配慮する。
- 葉っぱの巻きを促進、カルシウム欠乏で葉っぱが黄色くなりにくいようにカルシウム成分を葉が巻き始めたら株の芯、葉面散布する。
白菜に追肥、 9月26日
早生ハクサイの様子
追肥
作業の要領
追肥は、株元に施肥するのは作業が大変なので、株と株の間に入れることにしました。
スコップの反りの手前の内側にして、黒マルチの上から突き刺します。ハンドルを少し奥へ押しやり傾けて穴を押し広げて追肥を入れます。
追肥を入れる
左手でスコップを挿して、奥へ傾けて穴を拡げます。
スコップの反りの内側へ目掛けて右手で一摘まみの追肥を放り投げて入れます。スコップを奥へずらしながら引き上げると綺麗に穴の中へ肥糧が入っていきます。
穴はそのままで土掛けはしません。自然に土がこぼれて塞がります。
葉っぱが巻き始める前に追肥をすることが出来たので、タイミングとしては最高の時期にできたと思います。
白菜2番苗、晩生90日の定植
晩生ハクサイ90日タイプの苗は、9月22日の投稿で苗の生育状況を掲載した。
今日は、3回目の播種の晩生90日の苗を使って定植しました。
この苗の特徴は、播種後の覆土にケイカルを半分配合した培土を撒いて茎の生育を丈夫にしっかりとゆっくりと育てたのでとう立ちしておらず形が良い事です。 ひげ根も良く土をとらえているので茎を持って引っ張ればセルトレーから簡単に取り出せました。
晩生90日の白菜は定植したばかりなので、今日は追肥を行いません。
晩生タイプは苗作りで1週間位、出遅れてしまいまいしたが3回目の播種でしっかりした良い苗を作ることが出来ました。なんだか上手になった気分になりました。
白菜3番苗 早生の2回目苗の定植
早生タイプの2回目播種の苗も定植しました。
9月4日に播種してから植え付け時期を逃していましたが、晩生苗の定植に合わせて、隣の畝に植え付けを行いました。
早生タイプはハクサイ苗①で既に畝で大きくなっているものがあるので、こちらは予備ですが、晩生タイプ(ハクサイ2番苗)と同じ日に植え付けたので、晩生と早生の両者の生育スピードが現れるかどうか経過が楽しみになります。
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