【ナス】, ・褐色腐敗病は溶けかけたチョコレートの様だ、罹患株の傍にはキノコが出る, ・今年も吊り下げ誘引、骨組み変更で時短した の巻

2021年8月4日水曜日

ナス

ナスの枝が伸びて拡がってきた。 支柱を立ててナイロン紐を垂らして枝に巻き付け吊り下げ誘引しました。 7月14日


6月11日に一番果を収穫してから、ゆっくりと成長していたナスの枝が6月末の雨を受けたら、今までの成長速度と違い7月にはグングン伸びてきました。

支柱を立てる   7月10日

トマト用の支柱はトマトの雨除けアーチを作りやすいように先から40㎝位のところで折り曲げてありますが、一番コストパフォーマンスが良かったので直管の19φ鋼管パイプの代わりにトマト用のパイプを今年購入しました。

昨年のナスの支柱立ては、2本の鋼管パイプで組むX字型のクロスが畝の長手の両端で対面するように鋼管パイプを地面に挿し込みクロスを組み建てました。そして向かい合ったX字型のパイプ同士をつなぐように水平の梁用のパイプを取付て誘引紐を垂らしました。 

今年の誘引棚の構造は昨年から変更

今年はX字型のクロスは作らず、下の写真の様にトマトのアーチパイプを支柱として畝の四隅と畝の中に2か所の支柱の合計8本を垂直に立てました。
畝の幅方向に揺れてしまうのでパイプの間隔を畝幅に固定できるように畝幅の長さのイボ竹で固定しました。次に19φの鋼管パイプを使い高さ約1.8mに水平に取り付け、誘引紐を吊り下げる梁としました。
昨年までの様にX字にパイプを挿して作るよりも簡単に短時間で支柱棚を作ることができました。

吊り下げ誘引開始  7月14日

朝の見回りの1時間の作業時間で、キュウリやナス、インゲンなどを収穫して残りの時間を使ってナスの吊り下げ誘引を行いました。合計4日間毎朝、吊り下げ作業を行いました。

誘引作業

ナイロンの荷造り用の平テープを2尋の長さにカットして、一端を水平梁の鋼管パイプに仮留めします。
次に地面に垂れたナイロン紐の他端をナスの3本仕立てにした枝の分かれ目の下に縛り付けます。

ナイロン紐の長さは余裕があるので、茎に縛り付けたところから上方に向かって茎にグルグルと葉っぱを避けながら巻きつけながら上方まで巻きます。
余った紐は水平梁に仮留めしてある紐を解き、ナスの茎が垂れずに畝の上に引っ張られるように紐のつり上げ強さを調整しながら、梁の鋼管パイプにビニル紐を縛り付けます。これで枝1本の吊り下げ誘引は終わりです。この作業を全ての枝に対して処理します。

吊り下げ誘引が終わったナスの畝。

枝が伸びてきたら再度、ナイロン紐を伸びた茎に巻きつけていけばそのままで誘引を続けることが出来ます。紐の長さが足りなくなったら、水平梁に縛ってある紐を解いて長さを調整すれば再度吊り下げ強さを調整して続けて使用が出来ます。

誘引が終わったナス畝

吊り下げ誘引後のナス

地面に倒れかけていたナスの茎が綺麗に空に向かって伸びています。これならナスの収穫も捗るでしょう。

吊り下げ誘引したナス

 ナスが茶褐色に変色して柔らかくなる褐色腐敗病が出ました。    8月4日


元気なナスでも半日で茶色に変色  8月4日

ナスがチョコレートのような茶褐色の斑模様になって柔らかくなってしまうものが出現しました。
収穫して半日くらい経過すると、ナスの表面が斑の円形状に濃い茶色に変色し凹んできます。触るとまるで溶けかけたチョコレートの様に柔らかくなるものが見られました。これでは収穫して保存できなくなってしまいます。
さらに、収穫前のナスでも茶褐色の斑に変色して柔らかくなり凹んできて触ると落下してしまうものもありました。

風通りが悪かった畝配置が要因

7月の長期間の雨で畝は湿気が多くなっていたことと、今年の茄子の畝の配置が通気性を悪くしてしまったことが原因の一つのようです。

茄子の畝の配置は、畝間隔1.6mで隣の畝はゴーヤ、他方の畝はミニトマトでした。
ゴーヤは緑のカーテンならぬ緑のシールドの様な状況に茂っていました。
どちらの畝の野菜も草丈は1.8mの支柱まで茂っていたため、それらの間に植え付けたナスにとっては風の通りが悪かったのは否めません。植え付けの時にはこんなに茂るとは予想できませんでした。

罹患ナスときのこ

褐色腐敗病のナスが生った株の傍には写真のキノコが数本生えていました。明確な因果関係は断定できませんが、腐敗病のナスのできた株にはどの株にも直近に同じキノコが生えていました。
カビの菌糸と茸はなんらかの関連があるのかもしれませんが不明です。

対策は 病気の株ごと抜去処分

畝の位置は今更移動できないので、発病した株を3株抜去して畑の外に持ち出して処分しました。
また、茸は薄いビニル手袋を装着して茸を取り除き、抜去した茄子の株と同じように畑の外に持ち出して処分しました。
ナスの株が3株なくなったので畝全体としては少し風の通りが良くなったと思います。

防除の為に、浸透性、速攻性のあるトップジンMを茄子の茎、葉っぱ、ナスにまんべんなく散布しました。畝の地面に散布して効果があるのか不明ですが余った液を地面にも散布しておきました。

病気の株の抜去とトップジンMを散布した後は、褐色腐敗病のナスは発生しなくなりました。
殺菌剤が効いたのか、罹患株を抜去して風通しが改善された効果が有ったのか不詳ですが、残ったナスの株は褐色腐敗病には耐えてくれているようです。

褐色腐敗病のナスの傍に生えたきのこ

同じ頃に、カタツムリに喰われたナスを発見しました。 

褐色腐敗病発生が収束する頃、湿度が高かったせいでしょうか、カタツムリが発生してナスにくっついているのを見かけました。
カタツムリを取り除いたら、凄いことになっていました。まさかこのようなことを遣ってくれるとは予想しませんでした。
カタツムリがナスをかじっているのは確認できませんでしたが、カタツムリの付いていたナスは写真の様にかじられた跡が残りました。

カタツムリがかじったと思われるかみ跡

風通しの悪かったナスと両側の畝 

ゴーヤとミニトマトの畝が直ぐ傍にあります。
ナスの樹勢は元気で、雄しべも雌しべからしっかりと2mm位突き出ていて順調です。
栄養は充分のようで1.8mの高さの水平の誘因パイプにもうすぐ到達しそうです。

ゴーヤも生い茂って葉っぱの間を風が通る状態ではありませんでした。
来年は、風通しと日当たりの確保するように畝配置を設定するべし、苦い経験でしたが抜去後は再発していないので助かりました。



ご覧いただきましてありがとうございました。


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