【種まき】発芽率2. -ネギの発芽率が違った理由

2020年3月27日金曜日

種まき

2月から3月にかけて、春と夏の野菜の種まきをのんびりやっています。種まきは昨年も蒔いた品種もありますが、今年初めて種まきをする品種もあります。今年のキャベツの発芽率が悪かったのですが、ネギの種まきでも偶然にその理由が再確認できました。


3月1日. ネギ種まき

2枚の写真は同じ長ネギの種を蒔いた育苗箱です。土かけをする前なので黒いネギの種が見えます。
上側の育苗箱は昨年春に購入して保管しておいた培養土を使用しました。これは他の育苗トレーに種を蒔いた残りの全ての培土を偶然に使用したものです。


下側の育苗箱は今年購入した培養土を入れて種まきをしたものです。本来はこの今年の培土を使用して全ての種まきをする予定でした。





3月17日.  今年の培土でネギが発芽

発芽が確認できたのは3月17日でした。実際の発芽は数日早かったと思います。
発芽は茎がヘアピンの様に二つ折になって地上に突き出してきます。 これから1~2週間かけて折れ曲がった茎が真っすぐに上を向いて尖がってきます。



3月27日. 発芽状況の比較

下の写真で、左の育苗箱が昨年春購入の培土、右が今年購入した培土のそれぞれに蒔いたネギの発芽した状況です。発芽した茎は、発芽時のヘアピン状態からほぼ大多数のネギが真っすぐに1本に立っているのが分かります。茎の先端に黒い色の種の殻が付いているネギも見えます。
筋蒔きした種の列に着目して全体に発芽状況を比較すると、右側の箱の茎の数は左側の数よりも多く、全体的に茎の量が多いので右側の箱の色合いが濃く見えます。
また右側の方が成長して丈が高くなっていて、左側はまだヘアピン状態の茎が多く生育も遅いことが分かります。
結果として、発芽した種の数は今年の培土の方が昨年春の培土より多い。また発芽後の成長も勝っているということがわかりました。

ネギの発芽でも、キャベツの発芽率が悪かった理由と同じになりました。
購入して1年の間保管しておいた培土は、今年の播種時に購入した培土に比較して発芽率が悪く、発芽後の成長にも差が出てしまうことが分かりました。






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