【のらぼう菜】、・播種時期違いによる成長度と収獲時期の違いはあったか? ・トンネル掛けて防虫、農薬使わず収穫して鞘まで待ちます の巻

2020年5月13日水曜日

ノラボウ菜

霜害に会い一度は赤紫色に変色しても枯れていなかった、のらぼう菜が復活していました。1回めと2回めの種まきの時期の違いによる成長度の差がみられました。 3月21日


霜害なんて何のその、強い   3月11日

のらぼう菜は追加の手入れが要らず、頼もしいです。茎葉は1月に霜が降りて赤紫色に変色してしまいすっかり枯れてしまったように見えました。しかし、何という事でしょう、葉っぱはすっかり勢いを取り戻して元気に大きくなっていました。

寒さに耐える為の自己防衛の方法としてのらぼう菜は、アントシアニンという物質を葉の中で合成して作り甘味を増やして葉っぱが凍ってしまわない様に対応しているそうです。キャベツなども寒いときに赤っぽい葉っぱが混ざっているのは寒さに耐えた証で少し甘味があるようです。

1回め種まきの茎葉です。

新しい緑色の葉っぱが芯から出て来て増えています、霜に遭った赤紫色の葉っぱはもう地際に下がって朽ちました。朝日が横から当たって影が発生しています。

1回め種まきの茎葉

2回め種まきの茎葉です。写真の上半分が2回めの茎葉です。 

1回めの種まきから約20日遅れて蒔きました。
手前側の大きいのが1回めの茎葉です。大きさの違いがはっきりと分かります。
両方の葉とも1月の霜害に遭っているのですが、根っこがしっかり土中に張っていたので耐えてくれたと思います。どちらも芯から若い葉っぱが出て来て赤紫色の葉っぱはもう付いていません。

上半分側が2回め種まきの茎葉

3月21日 花蕾が付き始めました

3月中旬になり気温が上がってきたら少し気の早い茎には、花蕾が付いてきました。のらぼう菜にはもう少し待っていて欲しいのですが。もう少し待ってとお願いしても、もう少ししたら試し採りしていただきます。

花蕾が見え始めてきた 3月21日

あと10cm位伸びるのが楽しみです。そうしたら試し採りします。

脇芽を摘み採って収穫するので、とにかく農薬無しで育てます。トンネルネットで蝶々を防ぎたい。 4月11日


まだ虫は出ていませんがネット掛けます

4月に入って、脇芽は毎日グングン沸きだすように芽生えてきます。
やはり農薬無しで虫が付かないように育てられればいいのですが、なかなか難しそう。
先日はモンシロチョウが近くに飛んできたのを発見しました。やはり何とかしないといけないので朝の見回り時に防虫ネットでトンネルを掛けました。

のらぼう菜の草丈が大きい物は1m位あるので高いアーチを作らないとなりません。
手持ちの一番大きなサイズの鋼管アーチパイプと2.4mのダンポールを使ってトンネルの骨を形成しました。

設置した鋼管アーチパイプの高さは、2.4mのダンポールのアーチ高さよりも高くなりました。随分長いアーチパイプだと思ったら、庭で菜園を栽培していた時に小さな畑全部を跨ぐようにトンネルを作ったときに使用した長いアーチパイプでした。その為、1,8m幅のネットの幅が足りなくなり地際に隙間ができてしまいますがこの際已むをえません。

トンネルネット張

  1. 最初にネットを畝の長手の両サイドでU字杭で固定します。ネットを架けながら全長を張って反対側もU字杭で固定します。
  2. ネットが風で飛ばないようにダンポールで上から押さえます。一方を畝の肩の部分に当てて、ネットを押さえながら段ポールを少し斜めにして先端が畝の中心方向に傾けた状態で畝の肩の部分に差し込みます。
  3. 畝の片側に全部の段ポールを挿し込んだら反対側に回って段ポール先端を手繰り寄せて畝に過多に挿しこみました。
ネットをマイカ線で押さえてしまうとのらぼう菜の摘み採りの時の開閉の作業性が悪くなってしまいます。ダンポールで押さえると摘み取りの時のネット開閉の滑りが良くて、マイカ線で押さえた場合よりも作業が簡単にできます。

トンネルネットで防虫

トンネルの下側が空いているので蝶々は入るかもしれません。のらぼう菜の上側からの蝶々の産卵攻撃は避けたいです。

トンネルネットが架かったのらぼう菜

今年はたくさん収穫を楽しませてくれたのらぼう菜でした。摘芯もやったり今までより少し手間が掛かった。もう収穫も終わりです。5月13日


種まき時期の差と収獲時期の差等 の考察

トンネルネットを張ってから1週間位、4月中旬から主茎の花蕾の摘み取りを始めました。
主茎の花蕾を摘みとると多くの脇芽が萌出して来るので主茎は早めに摘みとってから萌出を待ちました。

種まき時期と収獲時期の違い、

  • 主茎が付き始めた3月末頃は茎のサイズで種間kい時期の違いが分かりました。
  • トンネルネットを張るころにはのらぼう菜の樹勢としては大差がなくなりました。 あらかじめ種まき時期の違う苗と畝の区切りを把握していれば、こちらが1番め種まき、あちらが2番目とわかりましたが、一目見たのでは樹勢のサイズ感は感じませんでした。
  • 主茎の花蕾の付き始めた時期は5日位の差がありました。気温が上がって樹勢がほぼ並んでくると樹勢がほぼ同じなので花蕾の付き始めの差は種まきの時期の差20日間ほどの差は見られませんでした。
  • 脇芽の萌出時期も大体5日位あったと思いますが、先行する1番めの種まきのらぼう菜の収穫が始まるとすぐに2番め種まきの脇芽も出て来たと感じました。
  • 収獲終了の時期は、2回め種まきの方がやはり3,4日長く感じました。また、種まき時期に関係なく収束が近づいてくる頃には脇芽の太さが細くなってきます。
気温が上がってくるとある程度以上の樹勢になってきたのらぼう菜は、自然の摂理でしょうか、最適温度の内に子孫を残す為に脇芽を出して花を咲かせる準備をしてくるようです。
したがって、脇芽萌出の時期は温度による生理制御の方が強い影響があると思いました。自然の力は想像していた以上の深い物語でした。

脇芽摘みとり時期と脇芽サイズの関連、

主茎の葉っぱの付け根から脇芽が伸びてきてその先端に花蕾が付きます。
  • 脇芽に付いた花蕾の下にある葉っぱが2,3枚付いた更ににその下側部分(葉柄と言っていいのかな?)の長さが長くなると、固くなってきます。
  • その葉柄に似た部分が10cm位を超えると、その部分はもはや茎に変身してくるので固くなり脇芽の中に芯が成長してくる摘みとり時期は注意しておくのが良いです。
葉柄部分は精々10㎝にならない内に花蕾ごと摘み採るのが柔らくて美味しく頂けました。

摘芯してみました 4月24日

側枝からも脇芽が出て来て、背丈が伸びてくるので側枝を途中で摘芯してみました。
また、収穫初めのころの花蕾を採って葉柄部分に残った葉っぱの付け根からも脇芽が伸びて来てのらぼう菜の樹勢が高くなってきました。
摘芯で新しい側枝が成長してくれれば延命できるのではないかを思いましたが、脇芽の若い芽も落としたため一時的に収穫が減りました。新しい側枝が成長するよりも主茎の途中から脇芽が出て来た感じでした。摘芯の効果が有ったのかどうか確認はできませんでした。

長い側枝と、収穫後伸びた来た葉柄部分を摘芯してみた

5月13日. 花が付いて、実がなった

脇芽が細くなり摘み採りするとなんだかのらぼう菜が可哀そうになってきました。
それで毎日していた摘み採りを1日休んだら、脇芽全部に黄色い花が咲き始めました。なので今年はもう摘み採りはおしまいです。
トンネルネットも掛けずに中央に畳んでありますが、草丈の方がトンネルの高さより高くなりトンネルの中にはもう入りきらない状況です。

黄色い花が咲きました

成長の早かった株は既に収穫を止めており花を咲かせて鞘を付けてもらっています。
6月になったら何本かを刈り取り鞘が割れるのを待って種を採ります。

鞘をつけたのらぼう菜の花

これで2020年ののらぼう菜の栽培と収穫を終わります。


追伸:
収獲を終了して1週間過ぎに刈り取りを行いました。 鎌で人海戦術で刈落としました。

この、のらぼう菜の種は知り合いからのいただき物ですが、それまでづっと自家採種を続けていた種だそうです。今回採種すれば当園の自家採種2世代めになります。自家採種の種採り用の株は残しました。





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