【畑の生き物】. モグラの出入り口とランダムウォーク

2020年12月30日水曜日

玉ネギ 畑の生き物

 モグラがまだ土の中に住んでいて玉ネギ畝に穴を開けました。玉ネギの根っこが穴に宙ぶらりんになっています。


モグラの穴を発見したので、ここ数日間玉ねぎの畝を観察しているとモグラの通用穴らしき穴が増えています。崩れた土が綺麗に排出されて付近の土の表面はなめらかで毎日出入りしているようです。


畝の上、つまり玉ネギ苗の直近にも穴が開けられてしまいました。

近頃の寒さで浮き上がった玉ねぎの苗を押してみると、底なし沼の中に落ちるように玉ねぎ苗が土の中に大きく落ち込み沈んでしまう苗が随分ありました。

最早、モグラのトンネルは縦横無尽に掘られている様で、これでは苗が枯れてしまいます。


12月27日、対策

穴の状況からモグラは数匹潜んでいるように思うのですが、実際は分かりません。
モグラは単独行動という記事を読んだことが有りますが、先月は2匹一緒に移動しているのを見かけました。
玉ネギ畝にどうやら住みついているようです。

開けられた穴は二つのタイプに分かれていて、一つは3個~4個がとても近くの同一箇所で開通したり崩れたりしているのでそれらは通用口だと思われ、複数の穴は内部で直ぐに一つに合体して繋がっているかもしれません。もう一つは畝に沿って穴が開きますがすぐに崩れるのでそれらは一時的な穴で空気用の穴と思われます。

朝の見回りで発見した新しい穴。

下の写真は、一度開通して二日目も再度開通して3日目に撮影した時にはつぶれかかったいた穴です。 
玉ネギ用のマルチの端は風などで飛ばない様に、ちょうどモグラの穴が開けられた位置で土を掛けて畝に密着してありますが穴があけられたことに因って、写真の様に土から剥がされてしまった状態です。これでは風が吹いたらマルチと土の隙間に風が吹き込んでマルチがで飛ばされてしまいます。 

写真の畝の肩の部分をよく見ると、二つの穴の中間の下の方には後ろ足で掻いた爪の後がはっきりと残っています。何度も出入りしていることが分かります。



モグラが散歩した足跡。

上の写真の穴の付近で、玉ネギの畝に沿って散歩したと思われる足跡です。

前足と思われる足跡です。この足跡と10月に見た跳ねながら移動する形態を合わせて考えると、前足で蹴って軽くジャンプして後ろ足はバランスをとるように補助的に飛び跳ねていきます。
まるで水泳のバタフライを地面で遣っている様に地面をピョコッ、ピョコッと素早く跳ねていきます。
移動の痕跡はランダムウォークに近いコース取りで写真の様に左右にかなりブレながら進んで行く様子が分かります。




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