【エン麦】. 鳥よけネットを張った  エン麦強いぞ、発芽100%

2020年5月23日土曜日

エン麦

昨年のエン麦は発芽した直後に鳥に食いちぎられる食害に会った。今年は5月の連休休みの最終日に種まきが出来たので、引き続き蒔いたエン麦全体に鳥よけネットを張りました。ネットのお陰でツグミによる食害に会うことなく発芽は揃い、斑の禿状態の発芽は防ぐことができました。


5月6日. 種まき終了後、すぐに防鳥ネットを張る

真犯人は凡そ目ぼしは付いていまして、ツグミがそれです。黄色い嘴をしています。ギャー、ギャーと鳴きます。2019年の9月の投稿に記載しました。
発芽仕立ての柔らかい芽はきっと美味しかったのでしょう。
ツグミの言い分や鳥の言葉はわからないし聞けないので、一方的ですが対策を打ちました。
                    

張り方

  1. 畑の四方にトンネルアーチの骨パイプを写真の右下部分のように畑の45度の対角線の向きに合わせて設置します。
  2. 一辺の途中にも補強線を張るので必要な数だけアーチの骨パイプを設置します。この部分は45度ではなく畑の辺に合わせて平行に設置します。
  3. ネットを地上約30~40㎝に張るために、マイカ線を畑の4辺、更に弛み防止用に数本をなるべく弛みが少ない様に張ります。マイカ線の先端はアーチパイプに1ターンしてから外側に打ち込んだ杭に縛り付けて固定します。この固定方法はソラマメの支線張りで行った方法と同じです。4隅の杭は引っ張り負荷が大きいので太めの鉄杭を使い土に30㎝位打ち込みました。途中に設置したアーチパイプに固定する弛み防止のマイカ線はU字杭を使って固定します。
  4. さてネットです。呼称を振ります・・・完成時の右端をA辺、手前の辺をB辺、左端(写真左側の野菜のある側)をC辺、奥側をD辺と故障します。このネットの4辺には、あらかじめマイカ線を通しておきます。畑の一辺の長さより数メートル長くカットしてからネットに通すとマイカ線の捻じれを改善できる。
  5. 写真の右端のA辺にネットの束を配置し拡幅の基準にします。A辺のネット端に通してあるマイカ線の両端を鉄杭(写真右下と右上端に食いが打ちこんであります)に固定します。またA辺の途中は、拡幅時に引っ張られるのでU字杭でマイカ線の数か所を地面に固定します。
  6. ネットを写真の左手にC辺に向かって広げていくのでその準備としてネットに通したB辺とD辺のマイカ線を張ります。予めネットに通したマイカ線の一方を(3)で設置した鉄杭に固定します。 写真の手前のB辺と奥側のD辺のネットに通したマイカ線の他方をC辺の両端に向かって地際を這って引いておきます。鉄杭に一方がA辺両端で固定してあるのでマイカ線のみを引っ張ってもしっかりと張ることができます。 写真の手前B辺の青い棒は、ネットの余りを纏めるために作業の最後に設置したので関係ありません。
  7. これでネットをマイカ線の上をスライドして拡幅できる準備ができたので、畑のなかに入ってネットを写真の右から左に向かって後ろ向きで少しづつ拡幅していきます。スルスルっとネットが拡がるのは気持ちがいいもんですね~。
  8. 反対側(写真の左端、C辺)まで拡げたら、ネットの余りを数か所、紐で束に縛り絡まない様にします。その後U字杭を使い、紐で縛った余りのネットを上から地面に固定します。

5月13日. 発芽した

種まき後1週間で発芽を確認しました。種まき後に雨が降ってくれたのでしっかりとほぼ全数100%発芽でしょう。
種まきの時に足で2~3回踏みつけたので発芽してくれるのか心配でしたがエン麦の発芽力は強い。土は指で触っても雨でカチカチに固まっています。硬い土を押しのけて発芽する力がどこにあるのだろうか、ツグミに食いちぎられてしまう位に柔らかい苗なのに。
昨年は、発芽後のこの位のサイズでツグミに食われてしまったが、今年は食害ゼロで生育中です。



5月23日.  ネットを外した

葉っぱの本数も3,4本付いてきたので、もう鳥の被害も大丈夫でしょう。ネットも張った当初よりも弛んできて一部は土についてきました。苗も5㎝位に伸びてネットから顔を出してきたのでネットを外しました。
次回のネット張で使いやすいように、束ねながらバラバラにならない様に要所を紐で縛りながら収納しました。購入した時の収納袋には張り切りませんでした。肥料袋に無理やり詰め込み撤収完了です。



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