春のエン麦。Cエリアの半分は未だエン麦を蒔いたことが有りません。今までと少し変わったことがいろいろありました。
最初の種まきは種を掘って喰われた
Cエリアの半分は既に昨年エン麦を育てた事がありますが、残り半分は未だエン麦を育てて鋤込んだことが無いエリアです。
そこは冬にネギを育てた跡地でロータリーで耕した後に5月に入りエン麦の種を蒔きました。種を蒔いてから2,3日の内に発芽直前をほぼ全面で鳥にエン麦をつまみ出されて喰いつくされたのでした。種蒔きの後にエン麦の種には土を掛けて隠しておいたのですが、麦の種を蒔いたことが鳥にはまるで分かるようです..。
畑は鳥の足跡で綺麗に耕された様になっていて、エン麦の種の殻が満遍なく畑全体に散らかっていました。
エン麦を蒔く前には雀は全く見かけていないエリアなのに、蒔いた後は麦の匂いがするのでしょうか。
5月は同じエリアにエン麦の種蒔きを2回行いました。
5月4日, 一回目の種まき 時間短縮法
今回は、今までの様に丁寧な蒔き方は行いませんでした。前回までは長靴で土を擦りながら溝を掘り、パイプを使って溝に落としていく丁寧な蒔き方をおこないましたが、時間が掛かる作業なのでやめました。
今回は、ロータリで耕したあとに残る機械が付けた溝に種をパラパラと蒔きながら前進していく方法に替えました。土架けは種蒔き後に脚で均す程度に粗く掛けて、全体の作業時間は3分の1の30分程度に短縮することが出来ました。
1回目の種まき後は防鳥ネットは張らずにいました。
写真は種まき後に小雨が降り表面が慣らされています。
鳥に遣られて 2回目の種まき
種蒔きをして4,5日したらソロソロ発芽している頃ですが一向に発芽してくれません。
よく見るとかなりの数の種の皮が土の上に見られます。穀類が大好きとなるとやはり雀が犯人ではないかと推測されます。雀が種まき後20羽位の群れで飛んで来ていました。種類は不明の鳥の足跡が万遍なく付いて土の表面は耕された様に粉れています。
発芽しないので、2回目の種まきを行いました。
一回目と同様の方法で種まきをして、直ぐに防鳥ネットを張り、鳥の攻撃を防御します。
下の写真は、2回目の種まき後、発芽を介したエン麦。5月15日撮影。
トンネルアーチを畑の中に立てて、ネットが地面から浮くように張りました。
発芽を確認した頃に、鳩(土鳩)が飛来してエン麦の種を啄んでいるを見かけで追い払ったことが有りました。雀以外にも敵が居るのかと思いましたが、その数日後には4羽の土鳩が防鳥ネットに足を絡ませて動けずに他の動物に遣られた残骸が見つかりました。いずれもネット周辺の10~20㎝付近でした。どのような動物に遣られたかは不明です。
刈払い機を左右に振りながら草の先端から徐々に高さを低くして刈ってていきます。
防鳥ネットは発芽後8㎝位に成長したので、朝の見回り時に2日間掛かって取り外しました。
雑草シロザに遣られる
防鳥ネットを外したので、後はエン麦の成長を待てばよかったのですが、春のエン麦はそう簡単ではありませんでした。昨年はBエリアに種まきして雑草はほとんど生えずに大きくなってくれましたが、今年のCエリアではシロザの発生が非常にかった。
6月21日, 刈払機で刈り取る
シロザの成長は速く、エン麦の1.5倍くらい早いです。これ以上シロザが成長するとエン麦は成長できず、又シロザの茎が太くなり木のゆおになってしまうので処置します。
夕方、仕事帰りに畑に立ち寄り1時間かけて刈払機で成長した雑草シロザとそれより丈が低いエン麦を、20㎝位の長さに草の先端から数段に分けて刈払いました。
写真は、エン麦を追い抜いたシロザの葉っぱ
機械の振り幅は約1.8m位の幅で刈っていきます。轍の様に二本の踏み後が付いているのは、長靴の踏み跡で身体の軸がぶれないようにしっかりと踏ん張って刈払い機を左右に振り回しました。
右から左に刈払い機を振る時に刈っていくのでエン麦とシロザは進行の左側に飛んでいきます。
刈払いの作業中。場所によっては雑草が少なくエン麦の量が多い処もありますが、ほとんどが雑草のシロザが量的に勝っていました。
鋤を付けた小型耕転機で鋤込みます。
6月26日, 乾燥 鋤込み
刈払いの後、晴れの日も少なかったのですが5日間、野ざらしにして葉っぱが枯れてきて葉の絡まりも減ったので小型耕転機で鋤込みました。小型なので刈りたての青い葉では負荷が重いので乾燥した後がちょうど良いです。
今回は1条ごとに畑を往復するではなく、一方通行で周囲を巡回する方法で時間短縮を図りました。
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