【収穫】. 春野菜の収穫 玉ネギ、大根、キャベツ、ラッキョウ、ニンニク

2021年6月8日火曜日

キャベツ ダイコン らっきょう、ニンニク 収穫

 春の野菜たちが収穫時期を迎えました。少し収穫の時期が遅れた物もありますが,まずまずの出来でたくさん収穫できました。


6月8日,
今日は勤めを休んで収穫デーです。

 

玉ネギ 収穫

早生の玉ネギは今までに収穫してありますが、数日前の朝の見回りで晩生種の玉ネギの葉っぱも大分倒れていることが分かりました(エリアC)。
ここ数日の間は雨も降っていないので次の雨に降られる前にできるだけ収穫しようと計画して全部掘り出しました。家庭菜園としてはまずまずのサイズで上出来でした。

玉ネギ、こんな事もあった

12月に畝の盛り土にモグラに穴を開けられてビニールマルチの覆土も剥げ落ちてしまった玉ネギの畝です(エリアC)。 その後は冬の北風がマルチと盛り土の隙間から入りこみ、強風にあおられてビニールマルチが全部剥がされてしまいました。しかしその後は大きな被害もなく前年と同じように冬の間に追肥をした結果、無事に収穫まで漕ぎつけることが出来ました。

 

赤玉ネギ

赤玉ネギの方が晩生種よりも少しサイズが大きなものが出来ました。

晩生種 中くらいの大きさ

大きなサイズはこれよりも大きなものがありますが、今年は平均的に写真の程度のサイズでした。モグラのトンネルがきっかけでビニールマルチが剥がされた影響として、地温の上がり方が少なかったと考えられ3月~4月の肥大化の時期に成長速度が遅かったのが観測されました。 
別のエリアAに植え付けた玉ネギはモグラも来なかったのでしっかりとマルチで覆われた畝は写真のサイズよりも大きなサイズがほとんどで、3~4月の肥大化の速度はエリアCよりも速かったのが観測されました。


玉ネギ吊るし

庇が役立つ日が来ました。今年2月に物置小屋に取り付けた庇の屋根下に単管パイプを吊るしそこに玉ネギを吊るして乾燥します。
5個くらいづつを二束、麻紐の両端に縛り付けて単管パイプを跨ぐように掛けて吊るします。
20本くらいを吊るすと、もう単管パイプを片手では持ち上げられません。30~40㎏位はあるでしょうか。 
あまりにも重いので、ナイロン紐を2重にして2か所で吊るした単管パイプですが、紐が切れてしまう事を心配して3か所で吊るすように変更しました。更に2重にしてパイプを保持して吊るしてあるナイロン紐ですが、更にもう一本を2重にしてパイプを支えるように追加しました。
手前のパイプには半分くらいしかかかっていませんが最終的には手前側も20本くらいの麻紐を掛けて玉ネギを吊るしました。全部で500玉位採れたことになります。
モグラにトンネルを掘られて枯れて苗の数が減ったことを考慮しても収穫数はまずまず良好でした。


青首ダイコン

青首ダイコンは既に数本、抜いて使用済みですが、今日は全てを抜去し収穫します。 これ以上土に入れたままにしておくと成長が進んで花を付けようとして、大根に芯が出来ることが心配されます。

今年のダイコンは虫喰いも無く、二股根も無く、サイズも揃ったものが採れました。要因としては考えられることは、土壌がフカフカになるような作業がなされたことではないかと考えられます。

  • トマトを作った畝を冬の間に天地返しを行った畝で土が深く耕されたこと。
  • 落ち葉腐葉土を冬の間に撒いてロータリーで鋤込んでよく耕されたこと。

等です。次回も上手に栽培できるように成果を反映していきましょう。



キャベツ

6月5日に初採りを行いました。 昨年経験した”キャベツの天井割れ”が発生しない内に収穫完了するようにサイズの大きくなったものを収穫しました。
長期間畑に植えたままにしておくと、成長が進み花を咲かせようとしてキャベツの天井の葉っぱが割れて中から茎が出てきます。昨年は割れてしまったものが有った為、今年は遅れない様に収穫したいと思います。



芯腐れ、カルシウム欠乏

その後6月20日に収穫したキャベツで芯腐れが見られました。カルシウム欠乏症または芯腐れという名称(病名)には数年かかってやっとたどり着くことが出来ました。 

外見からは判断ができずカットしてみてから判明する症状で、厄介な症状です。

茶褐色に変色した一層の葉っぱが見られます。外からは分かりません。




要因

この症状は、キャベツが成長する時に上手く栄養が吸い上げられなかった事から発生します。

水撒きが不足の時期があったり、または雨が降った後急激に成長や結球をすると発生しやすい。 これらの要因でカルシウムやホウ素が不足して窒素成分が多くなってしまうと発生する症状。

  •  適正時期に水撒き不足
  •  土壌のカルシウム、微量要素(ホウ素)成分が少ない、またはキャベツがそれらを吸い上げられない。
  •  植え付け時期が暖かくなりすぎた

等が考えられます。 発症してからは対処できない。

思い返せば、朝の見回りで数日前には巻いていなかったキャベツが、雨の降った後の見回りではすっかり丸い形になっていて撒き始めたと喜んだことがあったのを思い出しました。

ああ、あの時だったのですね。



らっきょう

ホームセンターで一袋のらっきょうが植え付け用として販売されていたので、購入して植え付けました。9月頃だったと思います。
下の写真は、一片のらっきょうの種イモから採れたらっきょうです。ビックリするくらいの量で30~40個くらい採れました。


抜去する前のらっきょう1株と、一片(1株)から採れたらっきょう。

らっきょうの甘酢漬けにすると数日で食べられました。とても美味しいらっきょうが採れました。


ニンニク

ニンニクは青森の6片ニンニクを昨年9月に植え付けましたが、発芽率がとても悪かったでした。理由は自然乾燥した種用のニンニクではなく、機械で乾燥した食用のニンニクであった為、そのほか植え付け直後に雨続きで種イモが腐ってしまったのではないかと考えられます。サイズとしては大きなニンニク片でしたが何かが違ってしまったのでしょう。
その為、昨年6月に自家採種して吊るしておいたニンニク球をバラバラに解き遅れて2回目を植え付けました。こちらは10月に植え付けましたが、発芽率は良好で9割以上は発芽したと思います。

写真は収穫した2回目の植え付けのニンニク。
収穫時期は6月23日では少し遅かった。昨年は5月21日に収穫だったので1か月遅いです。

今年のニンニクは葉っぱはほとんどが枯れてしまい、葉っぱを引っ張って抜きあげることが出来ないほどに枯れてしまったものもありました。昨年は葉っぱが未だ緑色をしていました。また、成熟後に長い間土の中に居たため、ニンニク球の下側が腐り始めてしまった物も数個ありました。
適切な時期に収穫しなかった為、収穫量が減ってしまいました。

今年経験して分かった事(ニンニク);
  •  種用のニンニク球は吊るして自然乾燥する。機械乾燥品は種イモとしてはダメ。
  •  収穫は葉っぱが枯れてしまうと、ニンニク球が引き抜きが出来ない。またニンニク球  が地中で腐ってしまうことが有る。





Powered By Blogger

Translate

QooQ