予定地は今年から借用した畑で、それ以前の耕作は数年間休んでいたと聞いているエリアです。
なにぶん私はこんなに広い土地は初めてで、畑の土壌にしても久しぶりの耕作ということで初対面に近い状況を一旦リセットして始めることにしようと思います。
その為、今春の4月中旬頃に畝当たり石灰を8L撒いて中和し、さらに鶏糞を10L全面散布して耕うんしたのでそこそこ元肥パワーは入ったのではないかと思います。
今回の耕起作業には昨年冬に落ち葉を拾い集めて作っておいた腐葉土を入れます。これはまだ熟成が半年しか経っていないので葉っぱの形が少し残っているのですがアズキ色に染まりかなり柔らかくなったので早速畝立てに投入し畑の中で追熟して役立ってもらうことにします。
この腐葉土をネコ(手押しの一輪車)に山盛り1台投入して、更に精米所から無料で集めたこめ糠、薪ストーブを使っている友人からもらった灰、 鶏糞をそれぞれ畝に撒きます。
私の感覚なので少ないかもしれないですが、豆の畝立てなので控えめに各々バケツ一杯約9Lを20mの畝を1~2歩歩く都度に一握りづつ撒き、そのあとはしっかりと耕うん機で耕します。この農機は今年入手した物で少し大きめで古いけれど馬力があるのでガンガン耕してくれます。
元肥を撒いた後の様子
中央畝の先方は大豆予定地で一番奥側は枝豆用です。枝豆は育苗した苗を18株植え付けてあります。
この畝の左側の畝はもろこしを蒔こうと思っていますが播種時期はまだ先です。もろこし畝の奥側には育苗したモロコシ(ピーターコーン)の苗を20株位植え付けてあり、早めに収穫して食べられる様にしました。
右側の畝には落花生を撒こうと計画していますが播種はまだ先です。先行して耕起して腐葉土を混ぜておきました。
5月18日 種まき
アヅキの種はたっぷりあります。 北海道産の大納言小豆です。お椀に一杯あるので株穴当たり4粒位を入れて、指の太さ位の厚さで土をかけています。近頃雨が少ないのでジョウロでたっぷり水をやりましたがすぐに乾いてしまいそうです。
しかし播種の数日後には晴れが続いたため暑すぎるかと心配して朝の見回り時にトンネルをめくり上げ、また数日後には寒いだろうとトンネルを閉じたりと、気を使いながら手入れをしていました。そんな初めての対応でもその度に畝に水撒きができたので発芽の為には良かった点です。
種蒔きしてから3週間たちました。 しかし発芽したのに子葉が無いのです。
ビニルトンネルを掛けてあるので6月に入るともはや暑くなり過ぎかもしれません。その為ビニルはトンネルアーチの上に寄せて紐で括っています。このほうが水やりがし易くなったので先月末からは数日おきに水撒きをしたら6月に入って発芽しました。
トンネルのビニルは開放し紐で括っています
やっと発芽してくれました
6月4日 発芽したけれど子葉が消えてしまった。
種を4~5粒づつ蒔いても1穴当たり1本くらいしか発芽していないところがあります。
発芽率が悪いのかと思い土を掘って種を探してみたら見つかりました。しかし種は虫にかじられて穴が開いたり中空になった残骸でした。 土の中にヨトウムシのような虫が潜んでいるのでしょう。対策として周りに防除剤を撒いておきます。
このままの状態ではアズキが発芽しなくなってしまいました。
かじられて半分残った種
さらによく見ると発芽した茎だけ残って子葉から上の部分がない苗があります。
茎だけ残った苗の周りに子葉が落ちて残っている様子もありません。ヨトウムシであれば写真の様に地際で食いちぎられたとしても子葉の残骸は近くに落ちているはずです。 しかし茎の長さは地表3~5㎝位でちぎられているので、葉っぱが消えた苗の犯人はヨトウムシではなさそうです。
朝の見回りで様子を見に行くと畝の傍にはヒヨドリが5~6羽チョンチョンと飛び跳ねながら散歩しているのが見えました。
静かに見ているとそのうちの1,2羽は畝の中に入り葉っぱを突いてまさに今、食べているではありませんか。
犯人はこのヒヨドリでした、現行犯です。 早速、両手をパンパンと叩くと飛び立っていきましたが食われてしまった子葉は戻りません。これでは茎だけになってしまったアズキの葉っぱの残骸すら落ちていないのもうなづけました。
葉っぱが食いちぎられて茎だけが残っていた
葉っぱはまだ半分残っていたアズキの苗
6月8日 さて、対策を打ちましょう 2回めの種まき。
発芽率を確保するために、追加で種蒔きをすることにします。
蒔き穴にはヨトウムシ対策としてダイアジノンを1つまみ入れて土と混和してその上に種を5,6粒蒔きました。
種は前の晩に水に数時間浸し、一旦水から上げて発芽を促しておきました。
初回に撒いたアズキの種がだいぶ余ったので前回よりも多く種を蒔き穴に入れることができました。これで苗の数は確保されるでしょう。
ヒヨドリ対策は、ビニルトンネルからトンネルネットに取り換えることにします。
落花生の播種後に張った新しいネットをアズキに移設しました。 落花生には鳥よけの紐が効果あるのでこれを張りめぐらして対応しています。これでしばらく様子を見ることにします。
6月8日に2回めの種まきをしてトンネルネットを掛けました。そのあとは雨の日が続き、発芽には恵の雨になりましたがそれ以上に雑草の発芽も助長してくれたようで困ったものです。
梅雨の雨続きでアズキの2回めの種は概ね100%発芽しました。
トンネルネットのおかげで発芽した芽はヒヨドリに食われることもなく成長しています。
ダイアジノンのおかげでヨトウムシに食われて倒れた苗も見当たりません。
早めに2回めの種まきを行ったので、1回めの苗と大差なく成長できそうです。
早めに2回めの種まきを行ったので、1回めの苗と大差なく成長できそうです。
縦横無尽に生えている雑草を図鑑で調べると”ハタメギク”という名前です。大きくなると白い花が咲きますが小さいときはゴマが発芽したときの苗の形にそっくりです。ゴマの草むしりをするときには間違い易い雑草ですから注意が必要です。
さて草むしりはアズキのトンネルネットをアーチの上にいったん跳ね上げてから作業します。
畝に2条蒔きしたので条間には腰を曲げて手を入れないと草を抜き取ることができません。
この腰を折る作業が一番大変ですね。写真のように草を通路に投げ出しながらの作業でしたがアズキの葉や茎を触ると結構折れやすいということが分かりました。この作業は十分注意してやらないとアズキを全部折ってしまいそうです。
HiC Oceansの畑では今回畝が一本だから作業ができましたが畝が多数の場合には別な方法を探る必要がありそうということもわかりました。
アズキの茎は成長してもう既に葉っぱがトンネルに当たる様になったのでネットは上にまくり上げたまま放置して朝の作業はおしまいです。土曜日に外そうと思います。
しかし茎一本づつに支柱を立てるのは棒の本数も足りないし、時間もない。そこで物置を作った時に使った1.5mの単管パイプがちょうど4本余っているのでこれを使って紐を張ることにしました。
2条植えなので各列の畝の両端に単管パイプを打ち込み、パイプの太さ約4cmを利用して太さ分の間隔で2本のマイカ線をきつく張りました。このマイカ線でアズキの茎を両側から挟み込み倒伏を防止しようという考えです。
結構うまくいきました。しかし20mを引っ張るのは大変で、やはり途中でたるんでしまうので中間に弛み押さえの棒を打ち込んでこれにマイカ線を縛りつけてピンを張るように工夫しました(下側の写真)。
黒いマイカ線を張った単管パイプ
マイカ線の間隔4㎝を維持する為に途中に入れた角材
そういえば、発芽してからまだ土寄せをやっていないのです。もう本葉が5枚くらいつきましたので時期的には遅いかもしれません。
土寄せしていれば、
・これほどアズキの茎が倒れずに済んだのかもしれないし、
・マイカ線を張って対策を打たずに済んだのかもしれない、
と反省して近日中に土寄せを行うことにします。
また、
条間を広く確保しておく必要性として、
・狭いと土寄せ作業がやり難いこと、
・土寄せで土を移動すると条間が凹む為、条間が狭いと根っこが現れてしまうこと、
などがわかってきました。
次回の直播の種まきには留意する項目です。












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