私はビニルハウスを建てた経験の無い素人ですが、ビニールハウスを建てようと思います。概要は、サイズ:3.6mx5.4m(2x3間)、出入り口:幅90cmの片開きドアが一つ、温度調整:両サイドに巻き上げ機能を付けてハウス内の温度調整できる。工期は3日間、予備日1日の予定です。
2月8日、 材料購入と畑への搬送
ビニールハウスの寸法材を指定したすべての材料はホームセンターで準備されています。準備された材料の搬送は個人で行うのですが無料貸し出しの軽トラックで運びます。3間の長さは、なんと5.4mもあります。長さ5.4mの直管パイプはホームセンター貸し出しの軽トラックには積み込むことはできません。お店の係の人の提案で3.6mと1.8mの標準パイプがあるのでこれを繋いで5.4mに仕上げることにしました。これで軽トラックに積み込むことができることになりました。巻き上げ膜、屋根、裾部分のビニールは専用サイズにカットしてもらってあります。![]() |
予定地と材料 |
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材料 |
次に、アーチパイプを土へ挿しこむ挿入量の基準になる水平高さを決めます。紐の地上高を決めて4辺の紐を固定しなければなりません。その為、作業は3次元での糸張りとなります。
大きな三角定規を作って2次元の紐張りに使用しました。底辺:高さ:斜辺の比率を3:4:5にして三角形を作りますが、定規の外形寸法でこの比率になるようにします。定規を作る時に、初回は板を固定するネジの位置で比率を決めてしまい直角がうまく作れていませんでした。その為に2次元測量の直角を出すのに失敗しました。
2回めの三角定規作りでは、外形寸法の底辺、高さ、斜辺の比率を1:2:1.41にして定規を作り、正しく直角が得られたので2次元測量が成功しました。
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三角定規 |
・2次元測量で畝立て紐を使って作った四角形の対角線の2本の交点を求めます。
・この四角形の中央にカメラの三脚を置きます。三脚にはカメラの水平を決める水準器が付いていますので、三脚の脚を畳んで低い位置でこの水準器の水平を調節します。
・次に三脚に取り付けたカメラの映像で、下の写真の様に青い棒と畝立て紐の交点を捉えます。三脚の水平に調整されている為、カメラを回すとカメラは水平に回転します。
・ビデオカメラで2次元測量の四角形の4隅を次々に捉えて作業します。カメラ画面を見ながら、紐の交点が同じ高さになるようにそれぞれの紐の高さを調整します。4つの角が全て同じ高さになるよう調整しました。
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四角形の直角 |
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本日ここまで |
本日の作業は、約半分のアーチパイプを建てて屋根のトップを繋いだところで終了。
作業時間は思ったよりも長くかかり、スケジュール通り完了するか心配になってきました。
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