ネギ苗の育苗は難しいですがうまく育ってくれるとうれしくなります。種蒔きが上手くなったのかなと思いあがるとまた失敗してしまいます、さて今回のネギ苗はプラグトレイーを使ってみようと思います、どうなるのでしょうか。
ネギ苗がプラグトレイで発芽開始 3月27日
昨年の種まきは少し深めの育苗箱に蒔きました。その後苗は肥料焼けで苗が減ってしまったなど失敗が幾つかありました。
今年は、植え付けには便利そうな288穴プラグトレイに蒔いてみました。このトレイの呼び名は一つではなく、セルトレイまたはプラグトレイと呼ばれる様ですがどちらの名前を使えば良いのか分かりません。
1粒づつプラグトレイ蒔くにはコーティングされた種子が便利そうですが、1瓶の梱包に大量に入っていて少量しか使わない当菜園にとっては高価で使い勝手がよろしくありません。
今回は発根した普通の種をプラグトレイの植穴に1粒づつ蒔くことでやってみることにしました。手間は随分かかる作業になりますが経費はあまり掛かりません。
種まき 3月24日
種蒔き作業時間は今までよりも大分掛かりました。1枚のセルトレイに蒔くのに40分くらい掛かりました。
しかし、トレイに培土を入れて散水してから積んで置けば、種まきは仕事から帰った夜でも朝の空き時間でも作業が出来たので大きな問題にはなりませんでした。
発芽
ほぼ発芽開始した状態です。発芽していない箇所も見えますがこれから発芽してくることを期待しています。
発芽開始しました 3月27日
畑に植え付けはまだ先ですがトレイで苗がうまく育てば、植え付け作業としてはプラグトレイの苗サイズ位の穴を畝に開けて、苗を1本づつトレイから引き抜いて開けた穴に投げ込み方式で植え付けが出来ると思います。
そうすれば、今までやっていた一本づつバラの苗を取り扱う作業よりもずっと楽に苗を扱えるし、植え付け作業も簡単になると、今から皮算用をしています。
発芽した下仁田ネギ
プラグトレイから発芽しましたがあまり元気がありません。暫くしたら苗が消滅しているではありませんか。 4月27日
発芽時は調子よく発芽して緑の苗が顔をだしてくれたのですが、4月中旬ごろから調子がよくありません。
苗数 減少 4月27日,
下仁田ネギ、長ネギとも全穴に種を蒔いて発芽は良好でしたが、4月中旬頃から苗数が消滅して減ってしまった。
3割位の苗が消滅したトレイ
発芽時はほぼ100%発芽していた苗が、4月に入り減少してきました。
トレー#1の状況
全滅に近いトレイ
#5,6のトレイは減少数が多く、ほぼ全滅に近いです。
下仁田ネギ トレー#5の状況
長ネギ。やはり3割くらいの苗が消滅した。
長ネギ
苗の消滅に関して減少の理由は分かりません
苗の消滅原因は明確には分かりません。
いくつか原因につながるかもしれない事柄を考えてみました。 温度管理、散水状況、種の品質、培土の素性、細菌にやられたか、などです。
しかし当園の今の知識ではそれを確定できませんでした。
1)種と培土に関してマイナス要因を考えてみました。
- 種は昨年の6月に自家採種した種を使用しましたがこの種が病気を持っていたのかどうかが疑われます。.... 種は昨年自家採取した種なので、ばい菌を持っていたかもしれません。不安定要素を除外する為には市販品の品質管理された種を使うのが良かったと反省です。
- 培土は、昨年同様に花用の培土を篩で篩って大き目な土を取り除いたものと、軽いフカフカの培土の2種類を混ぜて使いました。昨年同様にもみ殻、などを混ぜて作ったものです。培土に雑菌が潜んでいた可能性は疑われる点です。 .... 培土に使う材料は湿気などは与えていなかったが、細菌などのケアーは全くしていなかった。しかしこの培土管理は素人では無理です。
- 何らかの細菌によって腐った可能性。立ち枯れ病か、 .... ネギ苗は発芽した直後はとても細いから、細菌には弱いかもしれない、そういえば細菌対策に関して発芽した苗は消毒はしていなかった。
この3点目の細菌の類でやられたとすると、苗は腐敗して無くなってしまうから今回の症状に似てトレーに苗の残骸が残っていない状況とも関係するかもしれない。
この細菌による影響でやられてしまった可能性は高いと思いました。
2)ビニルハウスの窓開けと温度
発芽後の水撒きは基本的に、毎朝ハウスの窓を開ける作業後に毎日行いました。
- 3月は発芽の前後で朝の見回り時に培土が乾いていたことはありませんでした、
- 4月に入ると朝の見回り時にトレイ培土が乾いていることが数回有りました。夕方、ビニールハウスの窓を閉めましたが培土の乾きは毎日は確認していなかったことで症状の見極めが遅れた。
- 散水過多についてはどうか....今まで3回ネギ苗に挑戦しましたが今回ほど多くの水を撒いたことはなかったのでした。 しかし日中の温度も低くはなく水の蒸発も大きいことも考慮すると散水過多の可能性は低いのかと思います。
高温枯れについては、可能性は低いのではないかと思います。
- ハウスの窓の開け量が全開の4割程度と少なかった為、4月に入り外気温が25℃を超える日も数日ありこのような時はハウス内は40℃を超えていたと思われます。
- 4月中旬からは夜間温度も10℃を下回らなくなったので夜間もビニールハウスの窓は閉めずに管理しています。
- 日中のハウス内の温度が高温になりすぎて萎れてしまった可能性も考えられますが、枯れたのであれば白く変色したネギ苗がトレーの上に残っているはずですが、そのような痕跡は見当たりません。 その為、高温で枯れてしまった可能性は低いと考えました。
3)#5トレイの苗が全滅に近い状況
#5,6のセルトレイの苗の減少率が他のトレイに比べて大きい理由として、以下の理由から種の貧弱さが影響しているのではないかと考えられます。
種は、種蒔き前に一斉に水浸して発根させた種です。
- トレイ#1~#3は水浸後4日目で最初に発芽した種を蒔いてあります。
- しかし、#5,#6のトレイはそれらより2~3日遅れて発根した種を蒔いてあります。
同一条件で水浸して発根日数に3日の違いが発生するのは、種の熟成度が悪かった種だったのではないかと考えられます。
その理由として、
自家採種した複数個のネギ坊主の内の一つは、ネギ坊主を採る時の成熟度や乾燥度合が他のネギ坊主に比べて遅かった為、採取後に乾燥してから一緒にして保管しました。それらは混ざった状態で水浸して、発根の遅かった種が#5、#6トレイに蒔かれたのでした。
熟成が悪かった種が当該のトレイだったと考えられます。
考察まとめ
幾つかの苗消滅減少の理由を考察しましたが、苗が減少して消えてしまった原因は、
- 苗が病気で腐敗した可能性がある。
- 散水過多は可能性は低い。
- 高温枯れの状況になった可能性は低い。
- 種は購入して使用するのが賢明。
でした。
次回の苗栽培には、種は購入して消毒など対策を考慮したいと思います。
この数量減を発見してからは、ハウスの窓は7割程度まで開けて、外気を十分に取り入れられるように変更して温度上昇を抑えました。 それ以降は苗数の減少は起きていません。






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