ケールのビニールトンネルをネットへ変更した時には気が付かなかった状況です、倒れかかっているケールの株があります。風にあおられた様に葉っぱがめくれあがっています。
4月4日にビニールトンネルをネットのトンネルへ張り替えた時には気が付かなかったのですが、葉っぱの裏側が風にあおられたように反り返って裏側が見えています。茎全体が横に倒れたようになっています。
4月7日, 発見 倒れた茎
写真の様に、株全体がマルチの上に寝たような恰好です。普段は見えない葉っぱの裏側が見えています。
最初見た時は、トンネルネットに張替えたので風が通る様になって葉っぱが煽られたのかなと思って気にしませんでした。しかし数日経っても葉っぱが正常の位置に戻らないので心配になりました。
4月11日, 地際の茎がくびれている
倒れた茎が立ち直らないので、観察すると下の写真の様に地際の茎が細くなっています。ビニールトンネルの中の風の少ない状況ではこの細い茎で辛うじて立っていたのが、トンネルネットに替えたので風通しがよくなり煽られて倒れてしまった様に見えます。
茎の形状を観察すると、地際はくびれたようになっており、縦縞が付いて割れたような痕跡が見られます。定植時に倒れた茎がその後立ち上がって成長した様にも見えます。
しかし病気を心配して観察すると、地際で茎がくびれてしまって立ち枯れ病の症状の様にも見えます。ヨトウムシに少しかじられたのかもしれません。
ネットで調べると、立ち枯れ病は土のカビが原因で発症、糸状菌(ピシウム菌、リゾクトニア菌、フザリウム菌)と言われる菌が土壌に存在していると発症する。地際部に綿毛状の白カビが発生する。菌は土中で長生きするとあります。白いカビは見られていません。怪しいですがどれも断定が出来ません。
倒れた株は数株あり、枯れてしまったものもありましたので畑の外に取り出しました。
0 件のコメント:
コメントを投稿