ヨトウ虫はヨトウ蛾の幼虫です。 野菜を収穫したら葉っぱの隙間に隠れていたのはヨトウ蛾でした。 2.5㎝位の小型ですが全身茶褐色の斑模様です。少し気持ち悪い模様と色合いです。
ヨトウ蛾の幼虫がヨトウ虫です。種類はいくつかありシロイチモンジヨトウ、ハスモンヨトウなどがあります。
葉っぱの裏に隠れていたのは写真のヨトウ虫の成虫
野菜のトンネルネットを開けると、ガサガサと羽音を立てて飛び立っていっていく茶褐色のまだら模様の蛾をみることがあります。なぜか人の方に向かって飛んでくることが多いのは不思議です。
ヨトウムシは字の如く(夜盗虫)、夜に活動して葉っぱを食害して昼間は土の中に潜っているます。朝方の葉っぱの裏や地面で転がっていることがあります。
青物の葉っぱが喰われていたら、葉っぱの裏を見るとアオムシが居る場合もありますが、いない場合には株元の半径20㎝位の土を探るとヨトウムシの幼虫がヒョッコリと転がり出てくることが有ります。
写真のヨトウ蛾は葉っぱの縮れた隙間に隠れていたものです。茶褐色の斑模様で、所々に白っぽい模様が入り体長28ミリくらいでした。このような模様では枯草や地面に停まっていると分かり難い迷彩色模様です。
ヨトウ虫の卵
葉っぱの裏側に、0.5ミリくらいの黄白色の卵が密集して産み付けられていました。
モンシロチョウは昼間に飛来するので観察しているとよくわかります。ヒラヒラとのどかに飛んでいる様に見えますが、実はトンネルの中に入れる隙間は無いかな?と探しながら飛び回っていて地面の近くまで飛来してきて地際との隙間を探しています。
3㎝程の高さの隙間が有れば中に飛んで入れます。そんな状況を観察したことが有ります。
当ブログオーナーはなるべく農薬を掛けずに栽培しています。今回の野菜ケールは無農薬栽培の為このように内部に害虫が入ってしまって飛んでいる場合には、トンネルネットの中でネットの近くまで浮上してきたところをネットの外から両手で一気に挟み撃ちにして捕殺します。ネットを外さずに捕殺できます。
トンネルネットを架ける場合には、ネットの端と地面との間に隙間が生じないようにネットを地面に密着しておかないと効果がなくなってしまいます。
しかし、収穫の度にトンネルネットを開け閉めしていると、わずかな隙間はどうしても発生してしまい、そんな隙間が狙われている様です。今回もそのような隙間が幾つかあったのでした。
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