去年はタマネギ苗の育苗に失敗しました。生育時期も遅れて40本程度しか使えませんでした。今年は少し時期を早めて培土も少し工夫してみました。
去年の玉ネギ苗の育苗は失敗したのだ
昨年は畑の隅に苗床の様に囲って玉ねぎ種を撒きました。発芽して成長を始めましたが生育速度は芳しくありませんでした。さらに畝のトンネル紐が台風の風で揺れて苗はもぎ取られてしまったのでした。生育速度が遅かったのは土に要因がありそうなのは感じたのですがなにが悪いのか分かりませんでした。
今年の春の長ネギ育苗の経験を活かそう
長ネギの苗を今年3月に種まきして植え付けができた経験を有効活用しようと思います。
長ネギの育苗は育苗箱を使いました。1袋500円位の野菜用培土を篩いでふるって大玉の土を取り除き少しボカシ肥料を混ぜてから種まきをしました。
この時に分かった事は今年購入した培土と昨年購入し開封した残りの培土では育苗速度に差が出る(今年購入の培土が良好)、なんだか肥料成分が発芽・成長に重要だった、水は切らさない、苗の数が多くはないので育苗箱での育苗のほうが観察や水やりの量など苗の管理しやすかったということでした。
今年学習した事
育苗箱で種まきした場合に、土の保湿をいかに長くさせるかがポイントの1つと思います。晴れた日の朝に水を撒いても翌日の朝にはすっかり乾燥した土になってしまうことが有りましたがこれは保水力が弱いと起こりやすい。今年は春に使用した野菜用培土の他に1袋800円くらいの少しフカフカの種まき培土も一緒に使ってみようと思います。
また、ホームセンターで各種の培土を見ている中でネギ用プロ培土がありました。高額なのでとても手が出ませんがその成分を見たら、NPK=500,1200,400mL/L。一方普通の培土は300,290,310のものや200,300,240の培土もありました。プロ用培土のP,Kが予想以上に高い値であることが分かりました。茎の成長、根っこの成長を促進し丈夫なしっかりした苗には必要な成分が多いという事なのでしょう。これを真似して培土を作ってみようと思いました。
今年の培土は工夫するゾ
目標を、保湿とP、Kを多めという事にして配合して種まきに挑戦してみようと思います。
- 野菜用培土(25Lで\500位)とフカフカの種まき培土(14L小袋で\400位)を同量。
- 保湿とK成分確保用途としてもみ殻燻炭、その他カリ成分として灰を少し。
- P成分としてバットグアノ。
- Nの底上げとPKの追加として自家製米ぬかボカシ肥料。
これらを適量づつ混ぜて舟で混和して使ってみます。どうなることやら・・・。
自作培養土で玉ねぎの種まき
中晩生玉ねぎと赤タマネギの種を1袋づつ筋蒔きしました。
作った培養土は水を混ぜずに育苗箱に目いっぱい入れて箱の淵と同じ高さに平らにした箱を並べて置きその後水道水をホースの散水蓮口の霧でたっぷり、底からポタポタ垂れるまで散水して暫くしてから種まきをしました。。
9月16日, 泉州黄玉ネギ、赤玉ネギ
玉ねぎは泉州黄玉ねぎを2mL,赤タマネギも2mL蒔き、覆土はフカフカ培土を使いました。黄玉ネギは4mL入り袋の2mLを蒔いたので残りが2mLあります。これは18日の2回目種まきに合わせてこの育苗箱に追加で蒔きました。
写真の種は培土のモミ殻燻炭と見分けがつき難い(泉州黄玉ネギ)
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