【キャベツ】. 春キャベツ収穫、無農薬栽培は可能か? 蝶のフライトは賢い

2020年6月17日水曜日

キャベツ

育苗トレーで発芽した苗を4月に定植したキャベツは5月に収穫開始しました。殺虫剤散布なしで育てました、虫食い対策にはトンネルネットを掛けましたが無農薬栽培は難しい。


4月4日. キャベツ定植

育苗トレーで24株種を蒔きました。発芽率は100%ではないだろうとあまり期待して期待していなかったのですが、そんなときに限ってうまくいってしまうものなんですね。というわけで24株定植しました。去年より10日くらい早い植え付けでした。
写真は、良好な発根状態です。植え付けはいつものように、ぼかし肥料を一掴み入れて、アドマイヤーを一つまみ、植え付けてから自家製液肥をたっぷりと散水しました。



5月20日. 収穫開始 、虫食いも開始された。

収穫サイズ的には小玉サイズ。今年のキャベツは結球の形状が饅頭のように平らの形状ではなく少し縦型に結球している。理由はわかりません。

朝の見回りで、結球してきたキャベツを数個収穫しました。同時に虫食いも発見したので早速トンネルネットを架けました。去年は植え付けたら即日トンネルネットを掛けたようでしたが、今年は遅れてしまい虫食い発見後の対処でした。

写真は、同一の葉っぱの裏と表です。上から見ると穴が開いて、アオムシが顔をのぞかせています。下の写真は葉っぱを裏返して見た写真でアオムシが1匹いました。早速取り除いて捕殺しておきました。 こんな調子てそこかしこに穴あきが見られます。このままでは結球する前に穴だらけになってしまいます。
しかし、すでにモンシロチョウの卵は植え付けられてしまっているのでトンネルネットを掛けても、葉っぱは確実に喰われてしまいます。



葉っぱの裏側にはアオムシが食事中でしたが、捕殺しました。


6月17日.  チョウチョのフライトは賢い

トンネルネットを架けて防虫していましたが、ネットの幅が短めでした。地際に隙間ができてしまいましたが、数センチなので大丈夫だろうと思っていました。

ところが、モンシロチョウのフライトテクニックは素晴らしい。 
チョウチョはおそらく目がよく見えている、そう思える飛行形態をしているところを目撃しました。ヒラヒラと舞っていますが、でたらめに舞っているのではなさそうです。しっかりトンネルネットの上にあがったり、下がったりして隙間がないか確認しています。地際の隙間は高さわずか3㎝位、幅は40㎝位ですが、しっかりと左右の幅と高さの隙間を狙って飛び込んでいきました。チョウチョは隙間が3cmあれば羽ばたいたまま入っていけることがわかりました。
キャベツの匂いも感知しているとしか思えません。キュウリやトマトなどにはほとんど飛んでいかずにキャベツばかりに集まってきます。モンシロチョウの生態も知りたくなってきます。

トンネルネット、殺虫剤散布無しは 限界か

写真は、トンネルネットを外して撮影。結球表面は虫食い状態になっています。
手持ちのダントツとベニカSの混合液を散布しました。散布後はしっかりトンネルネットを架けて、1週間ほど収穫は待機します。その間に結球サイズもおおきくなるでしょう。


その後は、チョウチョの数は増えませんでしたが、ゼロにはなりません。やはり産卵済みの卵が孵化して来るのでもっと早くトンネルネットをかけておくのが正解のようです。




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